ドイツ喫煙事情 


先日の yama さんのエントリ「あれも駄目、これも駄目 」が面白かったので、ドイツではどうなんだろうと思っていた。昨夜、公演の休憩の時に Stammtisch(注) でビールを(コラ、コラ)飲んでいたら、隣でタバコを吸っている同僚がいた。彼の手元を見ると yama さんのエントリにあった写真と同じようなものが。まだ2本ほど残っていたが強引にその箱を貰って帰宅した。アメリカとの比較をするのも面白いと思ってアップします。 

ドイツもだんだん喫煙者には厳しい環境になりつつあるようです。劇場内でもたてまえは本番中は全館禁煙となっています。劇場内の食堂(Kantine) も昼食時12時から14時までは禁煙となっています。

わたしの見る所では若い人の(16〜20歳ぐらい)の喫煙がとても多い様な気がします。まあ、誰もが一度は経験してみたいものですからそれはわかるのですが・・・・。習慣になってしまうとそれを止めるのは大変な苦労なのでしょうね。回りにも禁煙をしている人を知っていますが数ヶ月たつとまた吸っています。隣りのご主人などは一度は2年ぐらい禁煙していたはずなのに、先日一緒にビールを飲んだ時、また吸っているのに気がつきました。「なんで?」と聞いたら嫌な顔をされました。禁煙はもしかしたら禁酒よりも難しいことなのかもしれません。

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ドイツの方がラベルの面積が小さい様な気がしますが、これは商品のデザインにもよるのでしょう。Marlboro のパッケージデザインだとこれ以上の大きさは無理。Marlboro のデザインをした人は社長に褒めらたりしているかも。(^_^;)

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表と裏とに書いてあるテキストはアメリカと大差ありませんが、さすがにインポテンツになるとは書いてないですね。アメリカの方がこの辺は過激のようです。(^_^;) タバコの値段は4ユーロです。今日の相場だと、日本円で517円、アメリカドルで4.74ドルです。これが高いのか安いのか、喫煙をしないわたしにはわかりません。


正直に言うと、シガレットを側で吸われるのはわたしも嫌です。しかし、パイプタバコと葉巻だったら許せる様な気がする。あれは良い臭いがしますし、なにより、あの雰囲気がいい。わたし自身はタバコを試したこともないのですが、歳をとって歌わなくなったらパイプをやってみたいなぁと考えています。

そうそう、書き忘れたことがひとつあります。今朝、ブリギッテにタバコの空箱を見せたら、彼女はとっくの昔に知っていたそうです。彼女が言うにはこの広告が出始めてから、タバコの箱を入れる皮や布製のケースの売り上げが急激に伸びたそうです。さすがにこのでかい警告シールは目障りなのでしょう。最近は紙製の安いカバーも売っているそうです。今度見たら写真に撮ります。(^_^)

(注)
Stammtisch(シュタムティッシュ) というのは常連さんの座るテーブルといった様な意味です。劇場内の食堂には「照明」「舞台作り」「合唱」etc. などの Stammtisch があります。 

Posted: 2004年04月24日 (土) at 12:25 




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