初めての「寝袋」体験 


昨夜はバイロイトのアンナの住居に泊まった。家族5人ということでアンナの幅の広いベットにはアンナとユリアが眠ることが出来たが、わたしとブリギッテ、カローラの3人は寝袋 (Schlafsack) での宿泊となった。実はわたしはこの歳までキャンプというものをしたことがないので、寝袋というものを使った経験がない。 

今回は空気マット (Luftmatratze)と、イゾマット (Isomatte) を合わせて持っていったので、カローラは空気マットを膨らませ、その上に寝袋をしいて寝た。ブリギッテはアンナの同居人のソファーのクッションを床に敷き、その上に寝袋を敷いて寝た。わたしは家族が夜の散歩に行っている間に眠くなってしまったので、勝手がわからないなりにイゾマットを4枚敷いてその上に寝袋を広げてその中に入り、そのまま寝入ってしまった。

彼女たちが帰宅してから、わたしにソファーのクッションの上の方が柔らかいから変わったら、と言ってくれたが、眠くて面倒くさいのでそのまま眠ってしまった。しかし、これはやはり不正解だったようで、夜中に身体の節々が痛くてなんども寝返りを打たなくてはならず、そのたびに目が覚めてしまった。寝袋の中はかなり暖かくて汗をかくほどだが、かといって腕を寝袋の外に出すとちょっと寒い。その繰り返し、加えて明け方にちょっと喘息気味になったので、かなり悲惨な睡眠となった。家の中でこの調子なんだから、わたしは野外でのキャンプ=テント生活というのには耐えられないだろうな、というのが今回の結論である。それでもキャンプ・ファンというのはかなり多いので、きっとわたしの知らないキャンプの楽しみ方というものがあるのだと思う。 

Posted: 2004年10月31日 (日) at 17:54 




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