帽子好き 


以前からひとつ欲しいなぁと思っていた夏用のパナマ帽を買ってきました。今年のミュンヘンは夏という季節が存在しないかったかのような天候が続いていて、パナマ帽なんてのはまったくかぶる機会がありません。しかし、九月から日本旅行を控えているので、強い日射しを防ぐ帽子が欲しかった。 

私は幼いときからの帽子好きで、幼稚園に行く前から野球帽などを含めて3つか4つぐらいの帽子を持っていたそうです。玄関で物音がしたので、おや、外で遊んでいた私が帰ってきたかなと母が見ていると、帽子を交換しただけでまた、スッと外へ遊びに出掛けたそうです。「あんたのシャッポ好きは昔からだよ」とよく母に笑われました。ちなみに、このシャッポというのはフランス語から来た言葉なんですね。日本語になったフランス語でしょうか。恥ずかしながら、ずいぶん後になってからわたしは知りました。(-_-;) 
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日本では男性が帽子をかぶるという習慣が既になくなっていますが、ドイツに来てからは、帽子をかぶって歩く男性が多いのでまったく違和感なく、嬉しさ一杯でかぶっています。特に冬の寒さの厳しいときには頭を寒さから守るためにも必需品だと思います。これまでにも数個の帽子を購入してかぶってきましたが、ある時にセールで売られていたボルサリーノ(Borsalino)をかぶってから以後、これ一本になりました。頭を締め付けるのでなく、実にピッタリ、しっとりと頭にフィットします。かぶっていてとても快適。(^_^)

前々から夏に被る帽子が欲しいなぁとは考えていました。そしてボルサリーノからも夏用のパナ帽子は出ています。しかし、これが大変に高価で短いミュンヘンの夏にはちょっと勿体ないなと、躊躇していました。今回は、日本に着いてから「麦わら帽子」でも買おうとも思ったのですが、あれはやはり子供か若い人がかぶって似合うもののような気がします。そんなことを考えて、先週、街を歩いていたら手頃な価格のパナマ帽子をショーウィンドウの中に見つけました。
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その帽子屋さんは私がいつも買うお店。そこでは残念ながらボルサリーノのパナマ帽子は安売りには出ていませんでしたが、他のメーカーの夏用のパナマ帽子の値段が随分下げて売られていました。やはり、この夏のこの気候ではパナマ帽子を買おうという人も少ないのでしょう。その時には散髪して貰う寸前だったために帽子を被って試してみても、どのサイズがピッタリ合うのかちょっと自信がなかったので買えませんでした。普通だと59が私の頭のサイズだが、このサイズというのも帽子メーカーによって微妙に違ってきます。で、数日前に散髪して貰って、今日の再訪となったわけですが、やはり購入したのはサイズ59のものでした。

かぶってみた感じはさすがに軽くて快適です。ツバも結構広いものを選んだつもりなのでかぶる角度によっては強い日光から首筋などを防護してくれるのではないかと期待。ただ、材質上、雨にはめっぽう弱いそうなので雨が降りそうな日はかぶって出ない方がよいとのことでした。 

Posted: 2005年08月23日 (火) at 00:00 




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