時間というもの 


10月3日の夕方、一ヶ月の日本滞在から戻って、翌日(4日)はじっくりと家で休養。仕事始めの昨日はそれでもやはり、もうろうとしていた。日本滞在中にいろいろと気がついた点があって、思いついたことなど、その時にメモを取っておけば良かったのだが、今となってはかなり忘れてしまっている。思い出せるものがあったら書き留めておこうと思う。 

今回一番身にしみたのは時間というものの不思議さだった。頭の中では一日24時間というのは、人によって違うものであるということを、分かっていたつもりだったが、その感触というものはいざ自分がその渦中に入ってみないとわからないものだった。

数字的には約一ヶ月なのだが、わたしの中ではそれが三ヶ月の時間の長さと同じくらいの密度とスピードで過ぎ去っていったような気がする。それだけ、毎日が充実(?)していたということか。

わたしの頭の中では今回常に「4年ぶりの日本」という文句が消えることがなかった。無意識にこれまでの空白を取り戻さなくてはという焦りにも似た感情があったようだ。そこから産まれた行動は楽しいことばかりと言っても良いほどだったから、自分の身体から発信されている危険信号(冷房の風にまともに当たったときに感じるように、首筋に時々痛みが走る)も気に掛けることもなかった。その結果が29日からのダウン。寝付いてからも「風邪」だと思い込んでいたほど。

そんなに年寄りでもないのに、あまり年齢のことを言うのは嫌みだから書きたくはないが、過信できない状態の身体になりつつあるというのは事実のようだ。それと、夏期におけるミュンヘンと日本の気候風土の違いにはやはり大きなものがある。今回の教訓を生かして、次回の日本帰国はもう少し慎重に行動しよう。(^_^) でも、それが簡単ではないということも、よ〜く、分かっている。(^_^;) 

Posted: 2005年10月05日 (水) at 08:19 




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