携帯電話の変化今回、4年前の日本と大いに違っていたところ。それは、都内を走る電車の中がものすごく静かになっていたことだった。たまに聞こえるのは次の停車駅を知らせる録音した女性の声ぐらい。4年前の記憶では、車内で携帯電話をしている人がけっこう多かった。話口を手で覆って出来るだけ小さな声でまわりに迷惑を掛けないようにしていたのはご愛敬だが、やはりその話す内容というものはどうしても聞こえてしまうので、周りの人にとってはけっこう鬱陶しいものだった。
今回はそれが滅多に見られなかった代わりに、電車が駅のホームに止まり、新しい乗客が乗り込んでくるとあちこちでパタパタと音を立てて携帯電話を開く人の多いことだった。すぐに理解できたけれど、どうやら受信されているメールをチェックしているらしい。
ある日の午後、比較的空いていた山手線に乗っているときに、向かい側の椅子に座っている人達が8人いた。数えてみると、その中のなんと5人は携帯を開いて、メールを読んでいるか、打ち込んでいる人達だった。日本の携帯の使用料金というのはどうなっているのかと不思議だったが、メールの方が話すよりは格段に安いのだと後で知って納得。 ある時、隣りに座っている年輩の女性がメールを打っているのを、チラチラと横目で見ていた。打ち込んでいた文章は「今、電車の中。あと20分くらいで着くよ」だった。なるほどね〜、こりゃ、電話会社は儲かるだろうなぁ、というのがその時のわたしの実感だった。(^_^;) Posted: 2005年10月06日 (木) at 17:19
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