路面電車の停車場が解体 


しばらく前から、わが家の斜め前にある路面電車の停車場が解体されて新しくなるという噂を聞いていた。それが昨日から始まって今日の夕方にはもう姿をとどめていなかった。すこし寂しい。 

ここへ引っ越してきてから20年になる。その間毎日のようにお世話になったこの停車場だが、最近はちょっと見た目にも分かるほど傾いてしまっていた。ここから町へ向かっての停車場はすべて新しく作り替えられていて今回はわれわれの停車場の番だったのだろう。
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冬の寒い夜などはホームレスのおじさんがベンチに横になって新聞紙にくるまっていたりしていたが、それも出来なくなる。背景の森の緑とよく似合っていた小屋だったので少し残念なような気もする。新しくできる停留所は金属の青いパイプとガラスで出来たもので、かなり風通しの良いもの。まあ、これも時の流れで仕方のないことではある。 

Posted: 2006年05月11日 (木) at 21:18 




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