カローラが自動車免許取得今日、カローラが自動車運転免許を取得。これでわが家は全員運転免許を持つことになった。それだけわれわれ夫婦が歳をとったということではあるが、なにかと便利になることは確か。大きな事故を起こすことの無いことを祈りながら、まずは目出度い。(^_^)
ブリギッテとわたしは今日が彼女の自動車免許試験だということを薄々知っていたが、カローラがわれわれには知られたくないと言っていたので今日まで知らん振りをしていた。カローラにしてみればそれでなくとも緊張を強いられる試験に、両親からの雑音が入るのを嫌ったものだろう。その気持ちは分からないでもない。「ソッとしておいてよ」というところかな。
しかし、母親のブリギッテにしてみればそれは不条理なことであって(^_^;)、まだ17歳でしかない自分の娘のことはすべて把握しておきたいのである。自動車免許試験はどうしたって学校の授業時間に食い込むので、アンナとユリアでの経験で「今日は授業に遅れて出ます」という親のサイン入りの願書を学校に提出しなくてはならない。カローラもその願書用紙を持ってきてブリギッテに署名して貰ったのだが、ブリギッテがわたしに説明してくれたところによると、その時に「理由」の部分が空白になっていたそうである。しかしブリギッテはピンと来て期日の項だけをしっかり頭に入れて黙って署名したそうな。だから、今日が免許の試験だということはほぼ100%把握していたことになる。 多分、カローラは一発で合格するだろうという彼女の読みがあったのか、プレゼントに昨夜のうちに下拵えをして、今朝カローラが出掛けた後にケーキを完成させた。パンケーキのようなものを2枚重ね合わせて、自動車の形にくりぬいて貼り合わせたケーキである。 わたしも今日は滅多に使わない携帯の電源を入れっぱなしにしておいて免許試験の結果を心待ちにしていた。(^_^;) しかし、わたしのところにはニュースは入ってこない。ちょっと悪い予感がしたけれど、カローラが4時過ぎに帰宅して、さも、わたしを驚かせるように合格証書を見せてくれて内心ホッとした。そこで、準備していたケーキを彼女に渡すと「エ〜ッ、どうして今日だって知ってたの?」とビックリ。「君のお母さんに秘密を持つのは難しいんだよ」と皮肉っぽく言ったら笑って納得していた。でも、嬉しかったらしい。 免許は取得したものの、彼女はまだ17歳なので、じつはまだ1人で運転してはいけないことになっている。18歳の誕生日までは30歳以上でアルコールを飲んでいない大人が助手席に座っていなければいけないというのがドイツの法律である。しかし、彼女の誕生日は7月1日だからあと40日ぐらいの辛抱。今夜は早速ブリギッテに横に座って貰って、スーパーマーケットまで買い物に行ったり、わが家の近所をグルグルと走り回ったらしい。ブリギッテの報告では彼女の運転はちょうどアンナ(長女ー恐々と用心のし過ぎ)とユリア(次女ー元気が有りすぎる)の中間でごくノーマルであると言うことだ。そろそろ本腰を入れてトヨタ・カローラを物色しなくては。(^_^;) Posted: 2006年05月23日 (火) at 22:37
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