ミュンヘンの粗大ゴミ捨て場 


アンナが小さい時から使っていた椅子のクッション部分がボロボロになってしまっていて、もう使うこともないだろうからと、今日はそれを捨てに行きました。子供の姿勢に注意して作られたもので、座るところはもちろん、背中が当たるところも数段階に上下できるようになっていて、クッション部分は前後に傾けることも出来る優れもの。本体はまだしっかりしているのですが、デザインがいかにも少女趣味的なのと、メーカーにも予備の在庫が無くなっていて、クッション部分だけを取り替えることが出来なくなってしまっているのでちょっと残念でした。 

さて、こういう大きなものを捨てる時には、ミュンヘンに数カ所有る「粗大ゴミ捨て場」に持って行かなくてはなりません。幸いわが家から車で5分くらいのところにこの施設があるので、古いカーペットを捨てる時とか、工作をして余った材木の断片とか、要らなくなった家具、故障して使えなくなった電気製品などを捨てる時には重宝しています。

洗濯機とか冷蔵庫など、自分で運ぶのが困難な時には役所に電話して引き取りに来て貰うように日程を決めるのでしょうが、これにはお金がかかります。倹約家揃いの、そして体力のあるドイツ人は普通は自分で運んでいって捨てるようです。
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写真を数枚写したのですが、係の人に「本来、市の許可無しでは撮影禁止なんです。月に何回か市がやっている見学の機会があるので、その時に撮るのは構わないんですけどね」ということで了解しました。彼たちに話を聞いてみると、他の市や、外国からも結構見学に来る人がいるとのことでした。ゴミの処理というのはどこの国でも結構大きな問題なんだと思います。 

Posted: 2004年06月25日 (金) at 13:42 




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