美しい5月をもっと楽しむために 


今日の土曜日、わたしが昼の仕事から帰宅してみると、嬉しそうな顔をして「ねえ、ちょっと見て?」と引っ張り回されました。また、園芸店に行っていろいろ仕入れてきたようです。この辺はわたしがマックのお店に行くと,なにかしら買ってくるのとあまり変わりません。違うのは、わたしは買ったのを知られないように隠しておくのに彼女は嬉しいそうに見せるところ。 

5月はドイツでも一番美しい季節です。わたしの好きなハイネの詩による歌曲集「詩人の恋」も「美しき5月に」という名前で始まります。冬の長いドイツでは、この時期に思い切り楽しんでおかないとあとで悔いを残しますから、庭やテラスが色彩豊かになるのはわたしも大賛成。(^_^) 彼女が今日買ってきたものは次の通りです。例によって「安かったのよ〜」という台詞つきでした。(^_^)
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これはオシロイバナに似ていますが、なんという名前だったかブリギッテも憶えていないとか。

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この花の名前を聞いて笑ってしまいました。なんと "Männertreu" (男の貞節) というのだそうです。なにか含みがあるのかな、と一瞬彼女の表情を窺ってしまいました。いえ、わたしに疚しいところはありません。(^_^;)

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Geranium(ゲラニウム)です。これから夏の間、ズ〜ッと咲いてくれて、手入れもほとんど要らないので扱いやすい花です。アルプス地方に行くとどの家の窓にも飾ってあるのがこの花です。

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イタリア料理には欠かせない Basilikum (バジリコ) です。やはり、夏の太陽の下で育ったバジリコは新鮮さが違います。ちょっとしたスパゲッティ料理などにはチョイチョイと摘んできて使います。

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「北海道カボチャ」です。数年前からドイツでも Hokkaidokürbis という名前のカボチャが売られるようになりました。食べてみるとホクホクとして美味しく、まさしく「北海道カボチャ」です。わたしの姉にカボチャの煮物を習って、ブリギッテも大好きなのでテストに買ってきたとか。しかし、食べられるほど大きくなるとはわたしには思えませんが・・・。

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プチトマトです。これは少々寒い夏でもけっこう実をつけてくれます。朝食の時など手軽にもいで食べると美味しいです。やはり太陽の光で育ったトマトはひと味違います。

 

Posted: 2004年05月15日 (土) at 18:05 




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