Osterei (復活祭の卵)作り 


明日はいよいよOstersonntag(復活祭の日曜日)ということで、今日あたりはどこの家庭もその準備に忙しいところです。毎年のことなのですが、わが家でも午後からそれが始まりました。 

まず、Osterei (復活祭の卵) 作りです。なぜこの時期に卵なのか、その歴史は調べていないのでわかりませんがこの時期には、ゆで卵に色を付けてたくさん作っておき、復活祭の期間中食べる風習になっています。昔はいろいろな染料を使っていたので、かなりどぎつい色もあったようですが、最近は添加物の基準が厳しくなったのでごく自然な色が普通になってきました。それ専用の染料がどこでも買うことが出来ます。今回はカローラがその役を受け持って30個の卵を茹でて色を付けました。

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まだ娘達が小さかった頃には Ostersonntag (復活祭の日曜日)の朝はこの色つきの卵探しから始まりました。娘達がまだ眠っている時に庭のあちこちに卵を隠しておくのです。木の根本だったり、花壇の中だったり、子供達でもすぐに見つけられるような場所に隠しておきます。彼女たちが小さな籠を持って見つけるたびに歓声を上げていたのがつい昨日のようです。子供達は毎年その行事を楽しみにしていました。年によってはあまりにも目立たないところに隠してしまったために、私たちもその場所を忘れてしまって、行方不明になってしまった卵もありました。(^_^;)

ゆで卵というのはけっこう日持ちがするので、冷蔵庫に入れておけば1週間くらいは大丈夫。ちょっとお腹が空いたなという時につまむのにはちょうど良いです。食べ方は塩をかけたり、Senf(マスタード)をつけて食べます。ドイツのマスタードはほとんど辛さが無くてちょっと酸っぱい味がします。それがゆで卵にはよく合います。(^_^) 

Posted: 2004年04月10日 (土) at 19:08 




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