7年ぶりのSchäfflertanz1月6日にちょっと珍しい催し物がありました。"Schäfflertanz"
です。Schäffler
というのはビールの樽を作る職人さんのことで、その人たちが7年に一度踊ります。その由来は…。
歴史は1517年に遡ります。この年、ヨーロッパはペストの流行で多くの死者を出しました。ペストの嵐が過ぎ去っても市民が怖がって家から出ようとしないのを見て、ビールの樽職人たちに歌いながら踊らせて、市民を外に誘い出したことが始まりのようです。
どういうわけで7年ごとなのかは、わかりませんが、今年はたまたまその年にあたり、ミュンヘン市長の Christian Ude 氏は「昨年末に津波の大災害のあった今こそ、ふさわしい行事である。不安に陥っている人達を鼓舞しよう」と挨拶を送りました。1月6日を皮切りに30歳から50歳の25人の人達が35日間にわたり踊ります。(写真は1月7日付のSüddeutsche Zeitung のものです) Posted: 2005年01月09日 (日) at 22:17
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