「幕府、パリで戦う」/南條範夫著(光文社) 



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この本の中にシーボルトの息子が登場する。時代小説だからあまり時代考証を詮索しても仕方がないとは思うが、紫陽花を日本からヨーロッパに持ち帰ったシーボルトの息子が幕府と薩摩のパリにおける葛藤でイギリスのスパイを演じたとして描かれている。幕末史にちょっと興味のある方なら、かなり面白く読めると思う。(2004年5月12日読了)
 

  

Posted: 2004年06月17日 (木) at 15:56 




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