2006年09月02日 (土)

炎熱商人(上・下) / 深田祐介著(文春文庫) 


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しばらくこのカテゴリーにエントリがなかった。夏休みになって、さあ、これから好きなだけ本を読めるぞ、と思ったのだったが案に相違してそうはいかなかった。面白いものである。この著者の本はけっこう読んでいると思っていたが、カバーの裏にある「深田祐介の本」というのを見るとここに書かれてある作品群はまったく読んでいない。この本はその中の一冊でもあった。もしかするとわたしが読んだこの著者の本は「新西洋事情」とその頃の本が数冊だけかもしれない。 

Posted at 17:08    Read More(E20060902170825)      

2006年07月28日 (金)

凜冽の宙 / 幸田真音著(小学館) 


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これはJAPAN CLUB の本棚から借りてきた本。幸田真音という作家の名前も始めて知った。(KOHDA MAIN) と読むらしい。ちょっと耳慣れない響き。題名も「りんれつのそら」と発音するのだが,凝りすぎの気がしないでもない。(^_^;) 

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2006年07月16日 (日)

霧の罠 / 高木彬光著(Kappa Novels・光文社) 


(カバーなし)高木彬光作品は中学を卒業する頃から読み始めてわたしの大好きな作家の1人となっている。彼の作品はほとんど読んでいると思う。この本も絶対に読んでいるはずなのだが、読み始めてみるとまるで初めての本のようだった。読んでいたとしても少なくとも30年以上も前のことだから無理もない。 

Posted at 15:54    Read More(E20060716155453)      

鬼平犯科帳4・6 / 池波正太郎著 


5月から6月にかけて池波正太郎作品のまとめ読みをし、一休みし。そのあと藤沢周平作品のまとめ読みをしたのだが、それほどの共感が得られなかった。そのあとまた池波作品に戻ってきてなんだかホッとした思いで上記の2冊を読み終わった。(ハイジ文庫より) 

Posted at 15:23    Read More(E20060716152318)      

藤沢作品のまとめ読み / 藤沢周平著(すべて文春文庫) 


1.よろずや平四郎活人剣(上・下)
2.闇の傀儡師(上・下)
3.風の果て(上・下)
4.秘太刀馬の骨

去年の夏、日本に帰国したときには藤沢周平氏の著作が結構人気になっていたのを思いだす。彼の著作の中のどれかがテレビ映画化されていたときだった記憶がある。そのときから随分時間がたってしまったが読んでみようと思い立った。このカテゴリーを振り返ってみると昨年の夏に読んだ本は「海鳴り 」というのだった。 

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2006年06月03日 (土)

隠密同心・柏木平右衛門(一刀流秘剣水虎宝暦事始め)/ 師岡晋一著(文芸社) 


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2006年5月15日に初版第1刷発行という出来たばかりの本。今、 Münchenを訪れている知人がわざわざ日本から持ってきてくれた本。題名からしてワクワクと面白そうなので早速読み始めた。この著者はわたしの知人が企画奔走して大成功に終わったコンサート「おかえりなさい喜波貞子さん」のチラシ、プログラム、絵はがきを作ってくださった方だそうだ。 

Posted at 15:21    Read More(E20060603152145)      

2006年06月01日 (木)

雲ながれゆく/ 池波正太郎著(文春文庫) 


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先回からまだ続いている池波正太郎の波。今回もとても楽しめた。うまいなぁ、と思う箇所がところどころに出てくる。

 

Posted at 18:29    Read More(E20060601182939)      

2006年05月16日 (火)

剣客商売・6冊まとめ読み / 池波正太郎著(すべて新潮文庫) 


5月に入ってから花粉症のために鬱々と楽しまない日が続いていた。毎年のことで慣れてはいるのだが、それでもやはり辛いものだ。幸い、今年の花粉症の期間は仕事の方が比較的に暇だったし、思いがけずストライキが長引いていて夜の公演も中止になったりコンサート形式になったりしたために、仕事の上でのストレスと重ならなかったのは幸いだった。その憂鬱な気分から逃れるために池波正太郎氏の「剣客商売」を読みはじめる。ハイジ文庫に入っていたのは全13冊のうち5冊、加えて番外編の「ないしょ、ないしょ」1冊だったがそれらを楽しく読了。幸せなことに、それとほぼ時を同じくしてわたしの花粉症も治まった。(^_^) 

Posted at 20:29    Read More(E20060516202946)      

2006年03月28日 (火)

モスクワから来たスパイ / 高柳芳夫著(講談社文庫) 


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スパイを扱った小説というのは読んでいるようでこれまで余り読んでいない。読後感は、まあまあの線かな。

 

Posted at 16:54    Read More(E20060328165422)      

2006年03月25日 (土)

平城山を超えた女 / 内田康夫著(講談社文庫) 


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わたしのハイジ文庫では最後の内田康夫作品となった。これまで一気呵成に「浅見光彦シリーズ」を読み続けてきたから、このへんで一段落もいいかな。彼の作品はまだまだ沢山あるようだからいつかまた、どこかで彼の作品に出会えるときが来るだろう。 

Posted at 14:51    Read More(E20060325145123)      

2006年03月17日 (金)

鐘 / 内田康夫著(講談社文庫) 


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まだまだ続く「浅見光彦シリーズ」。(^_^) 今回も493ページにもなる長編で読み応え充分。著者ご本人も後書きで書いているが、軽やかな文体のせいかあっと言う間に読めてしまう。今回も満足。 

Posted at 21:32    Read More(E20060317213253)      

2006年03月15日 (水)

箱庭 / 内田康夫著(講談社文庫) 


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読み出すと止まらない浅見光彦シリーズ。もしわたしが日本に住んでいたら BOOK OFF なり書店に駆け込んでありったけの「浅見光彦シリーズ」を買い漁っているかもしれない。何でこんなにクセになるんだろう。(^_^;) 

Posted at 14:06    Read More(E20060315140617)      

2006年03月12日 (日)

美濃路殺人事件 / 内田康夫著(徳間文庫) 


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浅見光彦シリーズが続く。読み出してからしばらくたって、これも前に読んだことがあるなぁと思う。しかし筋などはすっかり忘れているのでとにかく最後まで面白く読んだ。 

Posted at 12:40    Read More(E20060312124039)      

2006年03月10日 (金)

志摩半島殺人事件 / 内田康夫著(祥伝社ノン・ポシェット) 


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続いての浅見光彦探偵もの。これはとても面白かった。このシリーズの中でも傑作の一つに入ると思う。(ハイジ文庫より)

 

Posted at 16:40    Read More(E20060310164007)      

2006年03月08日 (水)

伊香保殺人事件 / 内田康夫著(光文社文庫) 


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「鬼太鼓は殺しのリズム」のすぐあとに読んだせいか、視界がパーッと気持ちよく広がった気分になれた。お馴染み浅見光彦シリーズである。ハイジ文庫にはこの作家の本がまだ数冊あるので、これから楽しめそうだ。(^_^) 

Posted at 17:09    Read More(E20060308170931)