霧の罠 / 高木彬光著(Kappa Novels・光文社) 


(カバーなし)高木彬光作品は中学を卒業する頃から読み始めてわたしの大好きな作家の1人となっている。彼の作品はほとんど読んでいると思う。この本も絶対に読んでいるはずなのだが、読み始めてみるとまるで初めての本のようだった。読んでいたとしても少なくとも30年以上も前のことだから無理もない。 

これは「グズ茂」こと、近松茂道検事シリーズの中の一冊である。高木彬光氏独特の文体が今読むとちょっと古いかなと思わないでもない。しかし、推理小説としての組み立てがしっかりとしていて読みごたえ充分なのは以前と同じだった。そう言えば、この人の著作を読み耽った若い頃には松本清張氏の推理小説と並行していたような記憶がある。推理小説でも何十年かあとに読んだときには、また新たな興味を感じさせてくれる。本はいいなぁ〜。(^_^)
(2006年7月16日読了) 

Posted: 2006年07月16日 (日) at 15:54 




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