傷 ー慶次郎縁側日記 / 北原亞以子著(新潮文庫)しばらくこのカテゴリをサボってしまった。余り間を空けると読んだ本もその内容も忘れてしまいそうになるのでこのへんで感覚を取り戻しておきたい。読んだのは昨年の暮れであった。
![]() 捕物帖というのはわたしも大好きなのだが女性作家の書いた捕物帖というのは記憶にない。興味津々で読み始めた。 北原亞以子という著者の名前もわたしは知らなかった。直木賞作家の1人で、その他にも「泉鏡花賞」とか「女流文学賞」など、いろいろな賞を貰って活躍している人らしい。わたしが日本にいたらもっと早くに目についた作家ではないかと思う。
元南町奉行所同心の隠居・森口慶次郎という人物が主人公であるが、全編を通して「名探偵、快刀乱麻の活躍」という描写はどこにも見あたらない。悪くいえば隔靴掻痒の感じがしないでもないが、女性の感性で捕物帖を書くとこういうものが出来るのだということだろう。これはこれで面白いし、読後感も「ああ、面白かった」という単純なものではなくて、じんわりとあとになにかが残るものであった。 (2005年12月20日頃読了) Posted: 2006年01月31日 (火) at 16:23
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Total entries in this category: Published On: 2006.01.31 16:50 |