ソニーの出井革命/立石泰則著(講談社) 



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ソニーの社長が大賀さんから出井さんに替わったというのは知っていました。しかし、それが9年前のことだったとはちょっと驚きました。なんだか時間の過ぎるのが速い。(^_^;) わたしもソニーのSL-C7Eというβマックス器に惚れ込んで、その当時結構高かったけれど喜んで買いました。しかし、そのあとのVHS戦争に敗れてガッカリしましたね。今でもソニーという会社にはわたしも好感を持っています。この本は1998年に書かれたものなので現在はずいぶんとソニーも、それを取り巻く環境も替わっているのでしょう。現在のソニーという会社の状況を知りたいなと思いました。推理小説の上巻だけを読んだような気持です。(^_^;) 
たしかに、いつの時代でも、企業にしろ社会にしろ、そして国家にしろ、あらゆる組織の没落は、変化に対応できなくなったところから始まっている。その意味では、日本企業を覆っている沈滞ムードもまた、変化に対応できなくなっている証といえる。

この本を読んでいて、ところどころ頷ける部分がありましたが、その中の上記の引用部分が印象に残りました。(P.183)
 

  

Posted: 2004年06月19日 (土) at 00:35 




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