本郷界隈/司馬遼太郎著(朝日文庫) 



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この本は「街道をゆく」というシリーズの中の一冊(37)らしい。全部で43冊あるらしいからすべてを読もうと思ったら大変。本郷界隈というこの題名に弾かれて読み始めた。司馬遼太郎独特の文体で、とにかく話があちこちに飛ぶので最初はちょっと疲れた。千駄木、団子坂、根津、などが出てきてわたしもやはり懐かしい。。ここの 「センチメンタルジャーニー」 というページに3年前に写したこの辺の写真があります。興味がありましたら見ていただけると嬉しいです。(^_^) この本の中に登場する人物も子規、鴎外、漱石、一葉など多彩で興味深かった。漱石の「三四郎」についても結構ページを割いているが、それを読んだら昔、NHK のテレビで石浜 朗の三四郎、八千草薫の美禰子で演じられた「三四郎」のことがとつぜん思い出された。と言っても昭和30年代半ば頃の白黒テレビ時代の話だから憶えている人はいないかも知れない。(-_-;)(2004年6月21日読了)
 

  

Posted: 2004年06月21日 (月) at 00:03 




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