天使の自立 / シドニー・シェルダン著・天馬龍行訳(アカデミー出版)
この本を借りたミュンヘンの
JAPAN CLUB
には、結構この著者の本がある。そこにあるこの著者の本はわたしもほとんど読んでいる。
とにかく、面倒な理屈抜きに、この著者の本は読むものをグングン引っ張っていって、終わったあとに一抹のやりきれなさを残すと共に、スポーツをして汗を流したあとに似た快感を感じさせる。「文学とは....」などという人には許し難い面のある本でもある。今回の2冊にわたる長編は、若く美しく聡明な女性弁護士に、マフィアのボス、それに大統領候補の政治家が絡む絢爛豪華の物語。わたしのように意地悪い視点で読むものにも「おや!」と思わせる光る部分もあって、今回も楽しませて貰った。この著者には降参である。(^_^;)(2004年10月16日読了) Posted: 2004年10月19日 (火) at 17:22
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