睡蓮の長いまどろみ 上・下巻 / 宮本 輝著(文春文庫) 


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冒頭で外国を舞台に取り入れ、自分を捨てた母との絆を模索する、いかにも宮本 輝氏らしい展開で進む長編小説。 

この上下2巻の大作は、やはり純文学という分野に入るのだろうか。スッと先を読み続けることができずに、所々で立ち止まって考えなくてはならないような文章に出会うことが多かった。これまで読んできた宮本 輝氏の作品とはちょっと違うような。読む者の心をフッと捕らえて考えさせる、それが純文学ということなのかな。
途中、ちょっとわたし自身の緊張感がダレてしまうところがあったけれど、この2巻の大作を一気に読まされてしまった。満足の読後感が残った。
上巻(2005年2月22日読了)
下巻(2005年2月24日読了) 

Posted: 2005年04月13日 (水) at 18:16 




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