かつがれた〜! 


今日の日記を書いてアップした時に昨日のエントリに新しくコメントが付いているのに気がついた。見てみるとなんとドイツ語である。わたしの日本語で書かれた Blog にドイツ語のコメントが付くとは思わなかった。それは次のようなものだった。 


Susi Immertreu

Ich finde Deine Seite einfach fantastisch und lese sie seit langer Zeit zweimal täglich.
Ich habe eine Frage: Sind Sie verheiratet??
Ich suche so einen Traummann

訳すと次のような意味になります。
いつも忠実なスージーより
わたしはあなたのサイトをとてもファンタスティックだと思います。ずいぶん前から一日に2回は読んでいます。
質問があるのですが、あなたは結婚していますか? わたしはあなたのような理想の男性を捜しているのです。

しかし、このコメントは至る所に妙な点があります。まず、最初の行では親しい人に使う "Deine" という言葉を使っているのに次の行では丁寧語の "Sie" を使っていて統一がとれていません。また、一日に2回も読んでくれているのなら、わたしが結婚して3人の娘を持つ初老の男であることはすぐにわかるはず。そしてこの差出人のメールアドレスが "doof@mac.com" というふざけたものになっていること。"doof" というのは「馬鹿」という意味です。

これはてっきりドイツ語を理解する日本人による、スパムメールというか、コメント荒らしだと思いました。このままにしておこうか、それとも、何か返事を書いた方が良いのか、わたしも決心が付かなかったので、ブリギッテを呼んでこのコメントを見せました。「君はこの文章がドイツ人によって書かれたものだと思うかい?」 「メールアドレスもふざけたものだからわたしはスパムメールだと思うけれど、一応返事を出してみようと思う」と言って、「読んでくれてありがとう」とだけ書いたドイツ語のメールを送ってみました。案の定、数分後には MAILER-DAEMON@mac.com からわたしの出したメールは戻ってきて、これでスパムメールであることはほぼ確実となりました。

ここで気がついたのですが、どうもわたしの横に立っているブリギッテの様子がおかしい。見ると真っ赤な顔をして笑いをこらえています。「ア〜ッ!!!」と気がつきました。犯人はブリギッテだったのです。それもユリアとカローラも共犯でした。わたしがあまりにも Blog の素晴らしさを吹聴するのでいたずらをしてやれと思ったのだそうです。もちろん、速攻でそのコメントは削除しましたが、幸いにもこの時間は日本は真夜中ですから読まれた方はいなかったと思います。(^_^;)

今回のことで考えさせられました。いたずらだったから笑って済ませられて良かったけれど、最初に読んだ時には一瞬いや〜な気持になったのは事実です。スパムメールなんて貰っちゃったらきっと一日中暗い気持ちになってしまいそうです。

 

Posted: 2004年04月18日 (日) at 23:41 




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