どうしてなんだろう？ 


わたしが車を運転していてブリギッテが助手席に座っているとき、彼女にはある種の霊感が働くようです。 

今回もこれで Jena でアウトバーンを降りるタイミングを逃してしまって、12Km 先の次の出口まで走り、また戻ってくるはめになりました。アウトバーン上に限らないのですが、未知の場所を走っている時にこれは起こります。

わたしが「そろそろ、次に出てくる標識は重要だから見過ごさないようにしなくては」と内心思っている要の地点が近づいてくると、その直前で彼女が話しかけてくることが多いのです。それも大抵はどうでも良いような話題です。そしてそれに答えていると不思議に重要な道路標識を見逃してしまいます。「君には重要な道路標識が近づいてくるとおしゃべりしたくなる本能があるに違いない」と言うと当たらずとも遠からず、という顔をしていますから自分でも幾分は認めているようです。だから、最近は走行中に彼女がどうでも良いようなことを話しかけてきたら重要な道路標識が近い、と思うことにしています。(^_^;)

もうひとつ、彼女がよくやる間違いは地図を見ながらわたしを誘導している時に「右」と「左」を取り違えることです。それも断固とした自信タップリの口調で！。今回もエアフルトの街に入ってから一度あり「Uーターン」をしなくてはなりませんでした。これも「右」と言われたら「本当の右？それとも君の右？」と訊き返すようにしています。「右」と「左」はまだいいとしても、時々は持っている地図をグルグル回しながら「上！」とか言われるとドキッとして天井を見てしまいます。(-_-;) 

Posted: 2005年04月03日 (日) at 22:47 




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