春の宵に思うこと 


日記の方で散々書いているのに、またまた桜の話題でちょっとしつこいですが・・・・。 

今日は土曜日、仕事は無し。あいにく日本酒がないので、カローラがスペインからお土産に持ってきてくれたサラミを肴にしてWeißbier を飲んでいます。これもまた良し。

明日の日曜日から2連休ということもあって心はゆったり。ブリギッテとカローラは劇場にバレエを観に行っていて留守。ユリアは友達となにやら楽しそうに電話をしています。静かです。わたしは自分のミニ書斎から見える桜の花が夕闇の中、刻々と移り変ってさまを見ながら、今日の春の宵を堪能しています。

桜の咲くこの時期、そして黄昏のこの時間帯になるとわたしの心にいつも思い浮かぶのは「さくらよこちょう」(桜横町だったかもしれません) という歌曲。これは女性によって歌われるのですが、 加藤周一氏の同じ詩に中田喜直氏と別宮(べっく)貞雄氏が曲を書いています。わたしの心に浮かぶのは中田喜直氏の曲。著作権の問題があるので最初のさわりだけを書きますが、次のように始まります。

春の宵、桜が咲くと、花盛り、さくらよこちょう・・・・・・

やはりひらがなの「さくらよこちょう」の方がわたしにはピッタリ来ます。春の宵、満開の桜、恋する心の妖しいもの悲しさ。いいですね〜。少し酔っています。 

Posted: 2004年04月17日 (土) at 20:56 




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