「リゴレット」 


快晴 / 外気温35度
7時20分起床。昨夜遅くなって稲光と雷鳴を聞いたような気がしたが、残念ながら夜来の雨は降らなかったようだ。わたしたちが眠っている間にざぁっと降って朝方にやんでいてくれると一番良いのだが。というわけで、今日も一日暑い日。夜には「リゴレット」があって、わたしは今夜、猿になる(写真) のでそのメーキャップと身体にピッタリした衣装の二重苦。暑い夏にはやりたくないオペラである。 

10時からの音楽練習は最初に来シーズンのコンサートで予定されている Rosamunde / F.Schubert を、そのあと「タンホイザー」をやって11時半過ぎに終了。劇場の外へ出ると今日もムワーッと暑い空気が襲ってくる。これは道路のアスファルトが焼けているせいだろう。

Marienplatz の Kaufhof というデバートに立ち寄り、夏用の短パンを一本購入。今朝の新聞入りチラシ広告で見たもの。ブリギッテが言うには今が夏物が安くなる時期らしい。わたしの胴回りに合うものがなかなか見つからなかったが、一つだけこれならズリ落ちなくて済みそうだというのがあったのでそれを購入。30€が半額の15€になっていた。(^_^) デバートの人混みは苦手なのでそれを買ったあとはサッサと出てくる。

帰途、つぎの路面電車が7分後に来るというので、ただ立って待ってるだけじゃ余計暑くなるから二駅分歩いた。日陰になっている側を歩いたので暑さもそんなに気にならない。帰宅するとカローラは今日も Hitzefrei ということで帰宅していた。わたしは夕方の公演に備えてすぐに一時間の午睡モードに入る。 

眼が覚めて、ブリギッテが用意していったスパゲッティを食べようと思ったら、下に住んでいるアンナが上がってきて「お腹が空いてるんだけど一緒に食べさせてくれない?」と訊く。どうやら自分1人で料理して食べる意欲がないようだった。こんなふうに訊かれるとなんだか妙な気分である。いちおう家を出ていることになっているので、遠慮があるのかしら。(^_^;)

午後4時頃にバイロイトからユリアが帰宅。いろいろと説明してくれた。結果がどう出るかはもうしばらく待たなくてはならない。夕方5時17分の路面電車で劇場へ向かう。かなり早めだが、劇場に着くまでには汗をかくだろうし、そのままコスチュームを身につけるのが嫌だった。それにメーキャップの件もあったし。(これはちょっと記憶違いで、思っていたほど大変ではなかった)

しかし、今夜の公演ほど舞台上で汗をかいたことは最近には珍しい。足の先、手の先から首までピッチリと包まれた衣装で、ご丁寧に見える部分は毛が(猿だから)植えられている。その上にタキシードの上着を付けて、猿の動きをするわけだから大変。今回は1回だけの公演だったのが救いである。(^_^;) それだけに、終演後に帰宅して飲んだ Weißbier のおいしかったこと。 

Posted: 2006年07月21日 (金) at 16:13 




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