ユリア、コペンハーゲンから帰宅 


曇り時々晴れ / 外気温18度
7時20分起床。土曜日だけれど、今日は午前中に Billy Budd の音楽稽古。夜は「ペレアスとメリザンド」の公演があるが、わたしは入っていない。12時近くに練習を終わってマキシミリアン通りに出ると、通りは週末独特の雰囲気。ミュンヘンはいちおうバイエルン州の首都でもあり、観光的に見るべき所も多く、充実した美術館なども多いので、外国ばかりでなく、ミュンヘン近郊からも週末になると大勢の人が訪れる。マキシミリアン通りはけっこうブランドものの店が軒を並べているのでウィンドウショッピングをするのも楽しいだろう。 

加えて、オクトーバーフェストも今日と明日の二日間を残すだけになったので、道を歩く人たちを見てもどことなく浮き浮きとした気分が感じられる。家に帰ると、2週間のコペンハーゲン旅行からユリアが帰宅していた。ミュンヘンのグズついた天気と違って、雨に降られたのは一日だけの上天気に恵まれたらしい。引率していった先生2人もとても話のわかる先生だったらしく、夜の自由時間はおおいに楽しめたとか。もう、18歳なので大人として扱うからか、先生もあまりうるさいことは言わないようだ。

ブリギッテは週末の買い出しに彼女のお母さんといっしょに出掛けていてまだ戻っていなかった。彼女が帰宅するまで、インターネットで大リーグのイチロー選手の大記録に関するニュースを読んでいた。読んでいてもワクワクしてくるような、これは素晴らしい記録だと思う。

ブリギッテが帰宅して久しぶりに4人揃って食卓を囲む。旅行から戻ったばかりだったけれど、私たちが留守だったのでユリアがスパゲッティのミートソースを作ってくれていた。(^_^) わたしの作り方 で作ったので味を見てくれ、というので試してみると「微妙なところで何かが足りない」。それを言うと「変だな〜、パパと同じように作った筈なんだけど」言うから、最初の材料から順を追って検討してみた。すると、ひき肉を炒めた時にお酒を使うのを忘れていた。(^_^;) わたしも、そうか、お酒が入らないとこういう感じになるんだな、とちょっと勉強になった1幕。

午後になって、時々太陽が覗き始めた。隣家の奥さんが、木になっているプラムが食べきれないで腐らせるのも惜しいから、もいでいってくれ、というのでブリギッテを手伝って籠に一杯もいできた。明日の午後あたり、お茶の時間にはまたプラムケーキが出てきそうな感じだ。(^_^) ブリギッテはそのまま庭仕事に取りかかったので、わたしは新しい本を読み始めた。「大合併」という名のちょっと古い本で「第一銀行」と「勧業銀行」の合併を描いたもの。

夕食はブリギッテがひさしぶりのレバー料理を作った。わたしも彼女もレバーは好きなのでけっこう食べていたが、娘達がそれほど好まないので最近はちょっとご無沙汰だった。つけ合わせはドイツ風ジャガイモサラダ。夜はわたしも久しぶりでテレビの前に座り、家族と一緒に WETTEN DASS という番組を見た。 

Posted: 2004年10月02日 (土) at 23:18 




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