Tーシャツ、続き 


昨日のエントリで同僚のTーシャツを話題にした。で、わたしが50歳の誕生日を迎えたときに隣家の奥さんがプレゼントしてくれたTーシャツのことを思い出し、捜してみた。タンスの中を捜してみると一番下の方にこのTーシャツが見つかった。さすがにすっかり色あせてしまって白かった地の色も黄ばんでしまっている。(-_-;) 

これを贈られたのには伏線があって、その頃ドイツで掛かった映画の題名がこの "Japaner sind die besseren Liebhaber" (日本の男は恋人にはなかなか良いわよ)だったのである。このふざけた題名に惹かれて、わたしら夫婦と隣家の夫婦がこの映画を見に行ったのだった。映画自体はどうということもない、B級かC級の映画だった。
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この映画を見てしばらくしてからわたしの誕生日だったので、隣の奥さんは茶目っ気を出してこれをプリントさせたものらしい。勿論その場でシャツの上から着て見せたらその日の客たちは大笑いだった。

これには後日談があって、やはりこの年の7月終わり、今日が夏休み前の最後の音楽稽古だというときに、明後日から夏休みという開放感も手伝い、勇気を出してこのシャツを着て練習に出ていった。結果は想像していたとおりに「キャ〜ッ」とか「ギャ〜ッ」とかの笑いに包まれたのだが、ある同僚の女性がわたしのところに近寄って来て「本当かどうか、こういうことは試して見なきゃ分からないんじゃない?」と芝居っ気タップリに言いながらニヤッと笑った。 

Posted: 2005年12月15日 (木) at 18:06 




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