Kalbshaxe(仔牛の膝肉)料理をご馳走になった 


昨日の日記に書こうと思っていたのだが、帰宅したらもう0時近くでアルコールも入っていたので、別エントリにすることにした。Haxe と名が付く料理にはこのほかにも Schweinshaxe(豚の膝肉)料理もあるが、一般的に Kalbshaxe の方がステータスが高いようだ。ご馳走してくれたのは近所に住む夫婦で、彼たちの一人娘がわが家のカローラの幼稚園時代からの親友。奥さんの Bärbel はブリギッテの親友でもある。 

今ではそうでもなくなったが、若かった頃のわたしは今よりももっと肉が大好きだった。始めてドイツに来た頃には肉料理の多いドイツ料理に感激して「素晴らしい!」と感激して言ったら、数年前から来ている日本人留学生に「こんなにまずいドイツ料理をおいしいという君は日本ではどんなものを食べていたのかね」と馬鹿にされたことがある。ドイツ料理は彼の口には合わなかったらしい。

そんなわけでいつの間にか仲間内で「あいつは肉料理が大好きらしい」という定評が出来てしまった。 Bärbel は、ミュンヘンから数キロ離れた所にある街の出身で、そこに自前で牛を育てている農家を知っているそうだ。彼女は肉をそこから分けて貰ってくる。出自も確かなので、妙な病気の心配もないというわけである。(^_^)

昨夜はわれわれ夫婦の他に、3組の夫婦が招かれていたが、一人だけ出張中ということで参加できず、招待主を合わせると9名というけっこう大人数の会食となった。年代はいずれも50〜60代といったところ。夫婦で参加した他の二組はそれぞれ奥さんがペルー人、イタリア人ということで、奇しくも参加した夫婦の片一方が外国人という取り合わせ。(^_^) そんなわけだから食事中の会話もざっくばらんで国際的な話題が多く、いろいろなテーマに話が飛んで退屈するということがなく、あっという間の4時間だった。

昨夜の献立は次の通り。
・スープ(ベアラウフという名前のハーブを使ったものでニンニクの香りがする。
     これはそこら中の野原に行くと見つかる。)
・生野菜サラダ
・Kalbshaxe
・Knödel(ジャガイモをすり下ろしたもので作ったものと
      Semmel (白い丸パン) をすり下ろしたもので作った2種類のお団子)
・赤キャベツ
・イチゴとバニラムース
・コーヒー

わたしも礼儀はわきまえているので(^_^;) 普段はこういう事はしないのだけれど、気心の知り合った仲だからということで、昨夜は写真を撮らせて貰った。詳しいことは写真のコメントに書きましたので写真をでクリックしてみてください。

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食後の感想ですが、おいしかったです。満足でした。(^_^) 

Posted: 2004年04月26日 (月) at 09:48 




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