冷たい雨の中のお葬式

6月3日(月)・雨/最高気温7度

6時半起床。昨夜は Prien に戻りたがっていた次女を無理矢理に泊めたのだが、朝7時過ぎに彼女は出発していった。テレビをつけてみると朝の番組は軒並み大雨で冠水した状況を放映している。やはり昨夜はわが家に泊めて正解だった。

ブリギッテは今日は叔母さんのお葬式出席のために休暇を取った。朝食のあと2人で銀行に出掛け、RAV4 の代金を相手方に振り込む。いったん帰宅してケーキを食べコーヒーを飲んでからお葬式に出掛けた。

相変わらず雨が降り続いていて、途中で渡った橋の上から見るイザール河の水量はもの凄い。お葬式はミュンヘンの西の方にある Waldfriedhof という古い墓地。わたしの歌の範とした Fritz Wunderlich のお墓もここにある。

13時から Trauerhalle に棺が運び込まれそこで神父の簡単な祈りがあった後、棺を先頭にお墓まで参列者が歩くことになる。天気が良いときはこれも苦にならないのだが今日はあいにくの冷たい雨。幸い墓までの距離が短かったので助かった。すでに穴が掘ってある墓に棺を沈めて、再び神父の祈り。そのあと参列者の一人一人が花を投げ入れ、用意されていた砂を小さなスコップですくって棺の上に投げかける。

中には個人に対して思い入れのある人もいて、そういう人たちはじっくりと時間をかけて合掌したりするものだからかなりの時間が掛かる。わたしとブリギッテは比較的早い順番だったから助かった。そのあと16時からミサが予定されている教会まで車を走らせた。

教会に着いたのは15時頃。それから1時間あまりを控え室でコーヒーと Butterbrezel を食べながら親戚の人たちと会話をして待つ。16時から始まった Trauergottesdienst は延々と続き、終わったのは17時50分だった。これはわたしの経験の中でも最長である。

もちろんオルガンとトランペットソプラノ、バスの歌う音楽付きだったのだが、これがひどかった。特にひどかったのがオルガンでバッハのいつも弾いているような曲は無難だったのだが、ソプラノが歌うメサイア/ヘンデルの伴奏は明らかに間違った音を弾いていて(殆ど違う調性に聞こえた)気持ちが悪いのなんの。ソプラノがあれでよく歌えるものだとそちらの方を感心してしまった。

ブリギッテは18時からわが家の近くのレストランでアパート住民の集会に出席することになっていたので、急いで戻ったのだが、途中、渋滞に遭って30分ほど遅れてしまった。わたしはそれには出席せずに帰宅。部屋の暖房を入れてようやく人心地ついた。

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