雨の降る寒い夜に4回目の定期公演を聴いた。ヤンソンスが復帰したのでちょっと嬉しい。
とても面白いプログラムだった。曲に対するわたしの集中力が途切れることなく、最後まで楽しめたのは嬉しい。
今夜の会場にはピアニストのキーシンも聴きに来ていた。休憩時にはロビーで彼も行儀良く飲み物を買う列に並んでいて、周りの客も彼を特別扱いすることなく、サインをせがむ人がいるでもなく、遠くから見ていてとても好感が持てた。
ヤンソンスの健康状態が気になっていた。演奏会の始まりの時には顔色も普通でホッとしたのだが、Saint-Saëns の交響曲が終わった時の顔色はちょっと黄色味がかっていて疲れきった様子。心配である。