2022年6月27日(月)
先週の初め頃に「日本年金機構」から一通の葉書が届いた。開いてみると今後、年金受給額はこれまでより0.4%減額になるということだ。
わたしは元々、化学を勉強して1年間という短い間だったけれど「花王」の研究所で働いていたから微々たる額ではあるが日本の年金を貰えている。その金額はというと夫婦2人で1回外食すると消えてしまう程度のもの。
数日後に今度はドイツの年金事務所(Deutsche Rentenversicherung)から手紙が届いた。それは2022年7月1日から年金受給額が5%増えるという知らせだった。
これが逆だったら大変困ったところで、ホッとしたのは確かなのだが、日本人としてこれが日独の国力の差と考えると寂しい思いもしている。