レンバッハハウスの二人展を見た

11月21日(土)・晴れのち曇り/最高気温6度

8時起床。5時過ぎに足のふくらはぎが強烈に痙って飛び起きた。前触れもなく急に痙攣が来たので参った。それが治まってからしばらくウトウトしたと思ったら眼が覚めたのは8時過ぎ。

朝食のあとブリギッテは義母を連れての買い物へ出掛けた。わたしは昨夜の食事会の疲れが残っていてどうにも身体がだるい。ビールを2本飲んだあとのウィースキーが余分だったと思う。二日酔いではなかったが、反省。

10時過ぎからもう一度ベッドに入って寝直してようやく昼過ぎから普通の体調になった。

義母を連れての買い物はどうしても時間が長く掛かるのでブリギッテが戻ってきたのは午後1時過ぎ。よって昼食も遅め。

この前からレンバッハハウスで開かれている展覧会Lenbachhaus  – Klee & Kandinsky に行きたかったので、夕方からブリギッテと一緒に出掛けた。

二人の画家の交遊ぶりとお互いの影響度が二人の絵から充分に感じることができる素晴らしい展覧会だった。二人の描いた絵を見比べてみると二人の性格の違い、才能のほとばしり度の相違がよくわかる。

例えば下の絵を見たときに色調からわたしはパウル・クレーが描いたものだと思ってしまった。カンディンスキーがこの頃のクレーの技法をかなり貪欲に取り入れているということなのだろう。

Kandinsky

パウル・クレーはカンディンスキーと違って、自分のスタイルをほとんど変えないままで通した画家のようだ。カンディンスキーの変容の多さと度合いが較べると際立ってくる。

そんな二人の芸術家の比較が楽しめたとても良い企画だった。

パウル・クレーが自分でもバイオリンを弾き、オーケストラ活動(プロのオーケストラではないと思う)をしていたが絵の道に転向したとか、生計はピアニストの奥さんが働いて立てていたとかのエピソードにも親近感が湧く。

帰宅したのは午後7時頃。今夜はけっこう冷える。

レンバッハハウスの二人展を見た」への2件のフィードバック

  1. 確かにカンディンスキーにしてはシットリしていますね。クレーの絵には柔らかさがあり二人はミュンヘンで親交があったのですね。

    • なんてったって本当に隣に住んでいましたからね。
      この期間、二人の芸術にとってはかなり重要な親交だったと思います。

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