ウォーキング、映画、読書

4月23日(水)・晴れ/最高気温20度

7時起床。今日は一日中太陽の光が溢れる空気感の柔らかい、いかにも春らしい日だった。幸せだなぁと思う時間である。

10時半を過ぎる頃に家を出てウォーキング。しばらく登山靴を使っていないので慣らしのためにとそれを履いて家を出た。履き心地は相変わらずかなり良くて本来の重量よりも軽く感じるバランスの良さ。しかし30分ほど歩いたあとには少し疲れをおぼえた。普段使っている MBT の靴に慣れているせいか歩く動作にもう一つ手間が掛かるような気がする。

MBT の靴で歩いているときには意識せずに自然に足が前方に出るのだが、今日の登山靴は意識して足裏を地面から離すという動きをしなくてはならなかった。慣れといってしまえばそれまでだが。

そんなわけでタンポポの花が咲き始めたわたしの好きな広場のベンチで小休止することになった。今日のような天気があと数日続けば今週末にはこの広場がタンポポの黄色で覆われることになるだろう。11527歩・103分だった。

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帰宅して昼食を作りそれを食べてしばらくしてから1時間の昼寝。目が覚めてから iTunes Store で映画「ゼロの焦点」(松本清張原作)をレンタルして観る。これはわたしが15歳の頃に読んだ推理小説だったと思う。その頃は松本清張ブームで彼の作品をわたしはほとんど読んでいる。さすがに「ゼロの焦点」の内容はすっかり忘れていた。

小説が映画化された場合どちらがより感動をもたらしてくれるかというのは良く語られるテーマであるが、わたしはやはり原作の小説の方に軍配を上げる。今日も映画を観ていてもう一度原作を読みたくなった。しかし、この映画の時代考証などは本当に丁寧に作られていて、その点はとても好感が持てた。

夕方からは読みかけの電子小説「舟を編む」を読み進め、夜になって読了。こちらは最初に映画を観、そのあとに原作を読んだ形だがやはり原作の方により心を動かされた。自分の身の回りの人たちを大事にしなくてはと思う。

ウォーキング、映画、読書」への2件のフィードバック

  1. 「舟を編む」はやはり原作のほうが味わいがありますね。特に脇役の人物
    たちが。映画はどうしても主人公とヒロイン中心になってしまいますから。
    でも、松田龍平は、馬締そのものになりきっていて、小説を映像として
    具象化した、という点では、まさに名演といっていいと思います。

    • わたしも原作の方に親近感を感じました。ときおり目に止まる文章から想像力をかき立てられて、読書っていいなぁと思います。その中のひとつは
      「神楽坂の夜の闇は、いつも濡れたような輝きを帯びている。」(p.433)
      帰国したくなりました。(笑)

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