8月24日(日) 雨のち晴れ/最高気温17度
6時半起床。寝室の外から聞こえる雨音で目が覚めた。天気予報をみるとこの雨は11時ごろ迄でそのあとは晴れるようだ。ベッドの中で今日のウォーキングを午後にしようかとも考えた。
しかし午後には眠くなったりしてモチベーションがなくなると予想されるので、いつも通りの時間に決行する。家を出る時には降っていなかったのだが10分後にまた降り出した。結局、帰宅するまで傘はさし続け。帰宅してすぐにシャワーを浴びる。
今日は日曜日とあって久しぶりに義母を交えてのブランチ。加えて娘二人と末娘の旦那も来て総勢6人での賑やかなものとなった。この頃から太陽も照ってきて明るい日となる。しかし空気はひんやりと冷たい。
ブランチのあとわたしは1時間の昼寝。
夕方、ブリギッテの友人から末娘のことが Frankfurter Allgemeine Zeitung (FAZ) に載っているという知らせが届いた。すぐに近くのキオスクで FAZ(Sonntagszeitung) を購入。小さい記事だったが好意的に書かれている。
夜はフランス映画 “Qu’est-ce qu’on a fait au Bon Dieu?“(神様に何をしたっていうんだ?)ードイツでのタイトルは”Monsieur Claude und seine Töchter“ーをブリギッテと長女と3人で見に行く。Trailer は Monsieur Claude und seine Töchter で観ることが出来る。
その内容はハチャメチャのコメディーで笑えた。クロード夫妻(ド・ゴール主義者のフランス人夫妻)の4人の娘たちがそれぞれユダヤ人、アラブ人、中国人と結婚していて、最後に結婚する娘の相手が黒人(コートジボワール人)という設定。人種差別を深刻にせずに皮肉っぽく描いた映画とわたしは受け取った。フランスでかなりのヒット作となったのは頷ける。
> “Qu’est-ce qu’on a fait au Bon Dieu?“
この映画は私も7月初め、1本3.5ユーロで見れる映画割引週間に見ました。
封切り後2か月半後でその日は割引日でも空いていましたが、大ヒットとなり今でもロングランを続けています。
独でもかなりの入場者があったことは、近年の仏映画には珍しい例として仏でも報道・コメントされています。
現在の仏は移民問題に結びついた治安政策で弱腰を見せれば選挙で負けるのが現実ですから、左派政府の首相も強硬姿勢を誇示してますし、最近は中東紛争が国内に飛び火するなど人種問題は触発の状況です。
そうした中でこの問題を最も微妙な宗教問題含め正面から扱って、居心地の悪さを感じさせずに笑わせるというのは卓越したバランス感覚で、普段このテーマを直視するのがはばかられ、かつそのことにある種の割り切れなさを感じているフランス人にガス抜き効果を与えたというのはよくわかる気がします。
私自身は各人種コミュニティーのカリカチュアが余りに類型的に思え、爆笑には至りませんでした。
批評の4分の3は好意的ですが、4分の1ほどは似たような理由でコキ降ろしてるのもありましたね。
ガス抜き効果、とは言い得て妙です。確かにそれ以上のものではありませんね。(^_^)