9月20日(日)・晴れ/最高気温29度
7時半起床。夜中に何度か目が覚めたが、それはベッドが硬いのと、通りに面しているので車の騒音が大きかったことから。どうやら夜中になると車がスピードを出して走っているようだ。この部屋のガラス窓も薄いのだろう。
今日は特別な予定を立てずに、お昼から新宿・末廣亭へ行くだけにしていた。日本は昨日あたりからシルバーウィークとやらに入っているらしい。
シャワーを浴びたあと散歩がてらこのアパートのまわりを歩いてみる。先日見つけた一本入った通りにあるコンビニでドリップコーヒーを買い、これも途中で見つけた手作りのお寿司、おにぎりやさんでおにぎりを二個(おかかとシャケ、)といなり寿司一個を買って帰り朝食とする。
11時頃に部屋を出て新宿へ。途中、みどりの窓口で明日の新幹線・指定席を求める。新宿までの電車の中はいかにも休日らしい空気が漂っている。子供達もけっこう多かった。
12時半から入った新宿・末廣亭は満員で、わたしはかろうじて椅子席に座ることが出来た。立って聴いている人もかなりいたようだ。
今日はトリを「林家たい平」が取るからか、林家一門の顔が多かった。何人か出演する落語家の中には明らかに流している芸人もいたが、それが寄席というものの性格なのだろう。
「林家たい平」は今が旬という感じで聴きごたえがあった。彼はテレビの「大喜利」に出演しているそうで人気の方もかなりのもの。それとその直前に出た俗曲の「林家あずみ」がちょっとした拾いものだった。まだゴツゴツとして芸がこなれていないけれど、彼女の舞台には華があった。声もなかなかよい喉をしていて聴かせる。彼女は上背もかなりあるので、もし、オペラの世界を選んでいたらいいところまで行ったかもしれない、と思いながら聴いていた。
16時半に終演。そのあとちょっと伊勢丹の地下に立ち寄ってみたが凄い人出で早々に退散してしまった。夕食はちょっと早かったけれど阿佐谷に着いてから。
18時頃に部屋に戻ったので、溜まった洗濯物を持ってまた銭湯「平和湯」へ。洗濯機を回しながら、それが出来上がるまでのんびりと湯船を出たり入ったり。大きなお風呂は本当に身体が休まる。
夜はビールを飲みながら少し荷造り。明日はここをチェックアウトして京都へ向かう。気ままなひとり旅も一応今日でピリオドを打って、明日からはまたユリアたちに合流する。
末廣亭、子供の頃居間のTVから流れてた「日曜演芸会」の「新宿末廣亭からお送りします」というアナウンスが耳に張り付いてますし、一度行きたいと思いながら果たせてません。
結構混んでるなんて聞くし、実家は小田急沿線で新宿は通り道なので「いつでも行ける」なんて思ってると、結局行けないですね。
今度は計画して是非行ってみます。
{シルバーウィーク」、私も初めて聞いたときはてっきり「敬老週間」かと思いました。
そう言えば、その頃はパリも日本人観光客が多かったです。
「いつでもいける」と思うと行かないというのは本当です。私も6年間、毎日のように上野公園を突っ切って歩いていたのに東博に入ったのはドイツから里帰りした時でした。(^_^;)
シルバーウィークというのはいつ頃から出来たのかわかりませんが、今年のような大型連休になるのは11年後だとか読みましたよ。