11月9日(月)・曇りときどき晴れ/最高気温20度
6時起床。今日から浴室の改造工事が始まる。工事人が何時に来るのかが不明だったので余裕を持って早起き。
娘たちが家を出ていって夫婦2人だけになったのを機会に、2年半前にかなり大規模な改造を行った。そのときには現在の浴室は手つかずに済ませのだが、昨年義父の最期を看取ったときにいろいろと考えるところがあって、今回の改造に踏み切った。
歳をとって身体の自由が利かなくなったときのことを考えると、一番妨げになるのは住まいの中の段差であり、毎日身体を洗う浴室の重要性だった。わが家にもこれまではごく普通に浴槽があった。
日本に住んでいるとちょっと理解しがたいかもしれないけれど、ミュンヘンの空気は1年を通してかなり乾燥しているので、浴槽に浸かって汗を流さなくともシャワーで済んでしまう。これまでもわたしが浴槽に浸かったのは年に数えるほどでしかない。
ということで今回の改造では浴槽を取り払いシャワーだけにした。そうすれば浴槽を跨ぐという老人にとって危険な動作が解消される。しかし、それだけでは寂しいので蒸気の出るシャワーを取り付けることにする。蒸し風呂に近いかもしれない。下の写真は改装前。
工事人が来たのはブリギッテが出社して10分ほど経った8時15分頃。簡単な打ち合わせのあと早速工事が始まった。まずは浴室内のタイルを全て剥がし、浴槽も外に出さなくてはならない。
このために使う機械がかなりの騒音を出すのでリビングキッチンに居たわたしはたまらず耳栓を持ち出した。上の階の友人夫妻には前もって了解を得ているが、きっとこのアパートの他の住人たちは驚いたことだろう。
ドイツの法律によって12時〜14時ぐらいまでは騒音を立ててはいけないことになっているのでこの間はさすがに工事人たちも休憩を取った。午後に再開した騒音は夕方4時頃には終了。まだ少しタイルが残っている部分があるがそれは明日に回したらしい。下の写真は今日の終業時のもの。
わたしは夕方6時からマッサージの予約が入れてあった。トスカーナに行っている間に左足の痛みは消えていたので、切羽詰まった状態ではなかったからマッサージを楽しむことが出来た。気持ちの良いものである。
ブリギッテは終業後に買い物をして帰宅したので、夕食は8時頃から簡単に済ませた。今日はわたしも料理する気力が湧かなくて、トスカーナから持って来たチーズ、ハム類で済ませる。
日本だとたとえばこういう時は外の銭湯に行く、ということが
できるわけですが、そちらの場合はどのようにされるのでしょうか?
つまらない質問で恐縮ですm(_ _;)m
幸いわが家から数百メートル先に義母と長女が住んでいますので、そこで貰い湯(古い表現ですね)することが出来ます。そうでないと銭湯という文化のないドイツではちょっと困りますね。週末には近くのサウナ施設にでも行こうかと思っています。
日本も最近は銭湯が少なくなっているのではないでしょうか?
今回、9月半ばの日本旅行ではインターネットで宿近くの銭湯を探して入りに行きました。(^_^)