音楽愛好家の仲間から教えて貰った FaceBook のサイトです。
この録画のオペラはわたしも何度か出演した Turandot です。舞台の上では本当に何が起こるかわかりませんからプロンプターは舞台で演じ歌う者にとって時に指揮者よりも大事な人。一寸先は闇、の状態です。そんな時に頼りになるのはしっかりしたプロンプターなのです。
わたしも何人のプロンプターを経験したか数えきれませんがこの職業はその役割の重要性の割に報われない仕事です。うまくいって当たり前、時には自分の失敗をプロンプターのせいにする不埒な奴もいたりします。(笑)
10年ほど前(わたしの定年の5年ほど前)から気がついた傾向なのですが、プロンプターがほとんど全曲タクトを振ることが多くなりました。以前は歌手の歌い始めをテキストと一緒に指示するだけだったのです。これも時代の流れなのかもしれません。
とても懐かしい映像でした。
パリではバスティーユでもガルニエでもシャンゼリゼでのプロンプターボックスが客席から見えないことが多く、プロンプターなしの公演も多いと聞きます。本当なのか確認したことはないのですが。
それは考えられることですね。劇場によって異なると思います。