2017年12月2日(土)・曇り一時晴れ/最高気温0度
6時起床。
今日は大事な予定が午前中と夜にあった。まず朝食のあと8:33の Tram で出発。行く先は3日前に行った見本市会場の2階の大会議場。今日はオーバーバイエルン・ミュンヘンで今年新しくマイスター試験に合格した1571人へのマイスター証書(Meisterbrief)授与式の日だった。
そして40ある各部門の主席が舞台に呼び上げられ特別に表彰された。
カローラはパティシェリー()Konditorei)部門の第一位だったから彼女にも招待状が届いた。しかし彼女は現在日本に滞在中である。われわれ両親が代わって参列して欲しいとの事務局からの要請で、われわれが出向くことになったのだった。
10時から始まった大会議場での表彰式は文字通り超満員で、壇上に上がる新マイスターの席の背もたれにはそれぞれの名前が記されていた。下は開場直後の大会議場。
式はマイスター協会のお偉方が二人スピーチをし、スピーチの合間にはビッグバンドの音楽と Kabarettist のおしゃべりがあったりで2時間を超えるものとなった。
Kabarettist を訳すとコメディアンとかボードビリアンになるのだが、ドイツのそれは政治にかかわった発言も多く、皮肉の効いた辛辣なもので、日本のコメディアンとは違ったステータスを持っている。
式のクライマックスは40人の主席マイスター達が一人ずつ名前を呼ばれて段上にあがりマイスター証書を授与されるところ。事務局からはわれわれ夫婦も登壇して欲しいということでちょっと緊張する。^^; 舞台上では放送局のMCからの短いインタビューもあり、ブリギッテがそれに答えていた。
Schwitzen für den Meister 2017: So waren die Prüfungen – Handwerkskammer für München und Oberbayern
そのあと軽い立食パーティとなり、われわれは軽く SEKT を飲んで帰宅。帰宅後はさすがに疲れてブリギッテは速攻でベッドに潜り込む。わたしは今夜の食事会のビール在庫が心許ないのでそれを買いに車を走らせた。
そして今夜はブリギッテの旧同僚達にオルデンブルグ名物の Pikelwurst+Grünkohlを食べて貰うという趣旨。
招待する側になるとなかなか料理の写真を撮っている時間がないので、今回もまたテーブルセッティングの写真だけしか写せなかった。そこでインターネットで探した写真を紹介します。昨夜は7人の客だったから量はこの7〜10倍となります。
7人の客のうち3人が風邪を引いていたのでうつされるのではないかと心配だった。しかし皆さんよく食べ、飲んでくれて大いに量も捗る。それでも鍋に一杯の量が残った。これを何日かに分けて消化しなくては。まあ、美味しいからいいけれど。^^;
23時半頃にお開きとなり、さすがに疲れたのでお客が帰ったあとの片づけは最低限にして、残りは明朝に延ばす。就寝は0時半頃。
カローラさんの代理、お疲れさまでした。
でも、ほんとうに名誉ですよね。首席ですもん。
カローラさんの前途が、ますます幸せなものになりますように。
彼女はこれからも大変だと思います。まあ、なんとかやっていくのでしょう。