2018年2月16日(金)・小雨/最高気温5度
7時半起床。
今日も朝からブリギッテは義母の住まいのあと片付けと葬儀の準備に関する雑用で飛び回っていた。ユリアもそれを手伝っていたので、わたしの役目はもっぱらヨハナの子守。
今日は朝から小雨が降り続いていたので外へ散歩に連れ出すことも出来ない。ここ数日のヨハナはかなり行動が活発化していて目が離せない。幼稚園に勤めているアンナの眼から見ても、ヨハナはかなり活動的らしい。
午後、昨日注文した死亡告知の印刷が出来たので、それを受け取りに車を走らせる。帰宅して少し遅い昼食を食べたあと Regensburg に帰るユリアを送り出した。
夕方、葬儀を取り仕切る予定の神父が主催するミサがあるので一緒に行こうとブリギッテに誘われたが、彼女とアンナに行って貰う。カトリックのミサというのは形式的でキリスト教徒でないわたしには退屈なだけ。
帰宅したブリギッテが言うには、その神父はドイツに来てまだ間もないインド人の神父で、ドイツ語が不明瞭だったと彼女は気に入らなかったようだ。
今日は朝食も昼食もわたしが用意したので夕食を作る気がまったく起きなかった。アンナと3人で Gartenstadt で外食。週末は少しゆっくり出来るかなぁ。
仏でも聖職者への召命は減る一方ですから、すでに10%が外国人司祭、その半分以上はブラック・アフリカ出身者ですね。でも現場での問題が表面化したことは聞かないし、田舎町では比較的若い司祭が来てくれるだけでも喜んでいるようです。
ヴァチカンやイエズス会内部では司祭の「第3世界化」に色々な意見もあるようですが、すでに教皇が南米出身者ですものね。
10%とは凄い数字ですね。カトリックの神父は妻帯を許されないので、現代の若い世代は敬遠するのでしょう。とは言え、それを変えるというのは難しいような気がします。数百年も前にはヨーロッパから神父が出向いて布教していたのに、現在は、彼の地から神父を招かなくてはならないというのも興味深い現実です。