2022年11月3日(木)
今シーズン2回目の定期公演。1回目は妻とわたし自身のコロナ感染で行けなかった。
今回は Zubin Mehta の指揮で久しぶりに聴けるかと思ったのだが、数日前に彼の体調不良でキャンセルが決まっていた。まあ、彼の年齢を考えればそういうこともあるだろう。わたし自身もいまだにコロナの後遺症と思われる身体の怠さから抜けきれないでいるのだから。
ラフマニノフのピアノ協奏曲3番は響きが痩せているように聞こえて楽しめなかった。韓国人の若いピアニストは技術的には高いレベルなのだろうが、なんだか刺々しい。
休憩のあとの R.シュトラウスは楽しめた。多彩な音色とアーテキュレーションに引き込まれ、あっという間に終わってしまった気がする。