Passau(パッサウ) 日帰り

2023年9月20日(水)・快晴/最高気温25度(パッサウ)

7時半起床。

朝眼が覚めてからも Passau に行くべきかどうか迷っていた。それほど気乗りはしなかったのである。ただ、現在開催中の展覧会(柴崎先生の和紙を使った照明)が10月29日までなので行けるときに行っておきたいという気持ちはあった。

展覧会の内容はすでにミュンヘンの「五大陸博物館」で展示された物と大きな違いはないと思うので新鮮な驚きは期待しなかったけれど、パッサウまで観に行ってきましたというアリバイを残しておくために行っておきたかった。

それにわたしはまだパッサウの街を観たことがなかったからそちらの方の興味が強かった。

10時24分発の列車に乗る。珍しく定時に発車、そして帰りの列車も時刻表通りの時間に出発した。これには驚いた。車内もそれほどの混雑ではなくて往きも帰りもわたしの隣は空席だった。12時40分頃にパッサウに到着。

まずは展覧会をと思い崖の上に見える要塞まで行くことにする。以前行った人から昇りはかなりキツイので徒歩で登るのは止めたほうが良いというアドヴァイスを貰っていた。シャトルバスらしきものがあるらしいのだが、その発着場所を探すのに手間取ってしまった。

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で、展示会だが、想像していたとおり内容はミュンヘンの物と大差はなかった。しかし、展示室内から受ける印象は全く違う。単純に真四角な部屋というのではなく昔の要塞の部屋を利用したから、それこそ陰影に富んでいて前に見た作品と同じものでも全く違う印象を持った。入れ物というのも本当に大事なのだということを発見。

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もう一つのお目当てである「高所からパッサウの街並みを見下ろす」ということも素晴らしいお天気に助けられて堪能できた。三つの川が合流する地点の水の色の差違がとても興味深い。

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帰路はマイクロバスには乗らず徒歩で急な坂を下ってきた。下に着いてからのんびりと旧市街を見ながらパッサウの駅まで歩く。西日の強い時間でこれはけっこうな汗を掻いた。駅に到着したら、17時19分の列車にちょうど間に合ってミュンヘンへ。帰りの列車も快適。ただちょっと冷房がきつかった。帰宅は19時25分。

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