今日の公演でこの演出の “Parsifal” は終了となった。振り返ってみるとこの演出の初演は1995年だったから20年近く続いたわけだ。そのあいだには舞台装置などにもかなりガタが来てしまっているので潮時なのかもしれない。
復活祭の時期の定番オペラとしてこの “Parsifal” が演奏されなかった年は無かったという記憶があるのだが、もしかするとわたしの思い違いかもしれない。記念すべき最後の公演にすでにリタイアしているわたしが参加できたのは幸運だった。
次回の新演出による “Parsifal” 公演は2018年ということだ。
Sonntag, 20. April 2014
Nationaltheater
16.00 – ca. 21.25 Uhr
Dauer: 5 Stunden 25 Minuten (2 Pausen)
Preise K: 132 / 115 / 95 / 74 / 52 / 30 / 14 / 10
Freier Verkauf und S63
Besondere Ermäßigung für das Programm Junges Publikum
Preise K € – / – / – / – / – / – / – / 10
k-a-r-t-e-n
Besetzung
Musikalische Leitung: Asher Fisch
Inszenierung: Peter Konwitschny
Bühne und Kostüme: Johannes Leiacker
Licht: Peter Halbsgut
Produktionsdramaturgie: Werner Hintze
Chöre: Sören Eckhoff
Amfortas: Levente Molnár
Titurel: Wilhelm Schwinghammer
Gurnemanz: Kwangchul Youn
Parsifal: Nikolai Schukoff
Klingsor: Oleg Bryjak
Kundry / Stimme aus der Höhe: Angela Denoke
Erster Gralsritter: Kevin Conners
Zweiter Gralsritter: Rafał Pawnuk
Erster Knappe / Zweiter Knappe: Tölzer Knabenchor
Dritter Knappe: Dean Power
Vierter Knappe: Matthew Grills
Klingsors Zaubermädchen: Okka von der Damerau
Angela Brower
Iulia Maria Dan
Rachael Wilson
Laura Tatulescu
Elsa Benoit
Bayerisches Staatsorchester
Chor der Bayerischen Staatsoper
風雲児だと思っていたコンヴィチュニーの演出も、そうか、もう二昔前のものになろうとしてたんですね。
しかし次の新演出が出るまで、ミュンヘンの復活祭に3年間パルジファルなしというのも想像できないですね。コンツェルタントで補ったりするということでしょうか。
パリにこのパルジファルが演奏会形式で来たのももう3年前のことになりましたね。
パルジファル、クンドリ、グルネマンツは今回と同じ歌い手さんたちでしたが、指揮はナガノ氏でした。
大変熱の入った演奏になったし、現役時代の篠の風さんとパリで時間を共有できて幸いでした。
今年はバイエルンは3月半ばに「ばらの騎士」を持ってシャンゼリゼに来演してましたが、私はチケット持ってたのに帰国と重なって聞けず無念でした。新GMDの指揮が好評だったようです。
バイエルンも実に5年連続でパリに来てくれましたが、今シーズンを最後に一応打ち止めとのことです。
残念ではありますが振り返ってみれば、パリに居ながらにして「ボエーム」「パルジファル」「ヴァルキューレ」「フィデリオ」とバイエルンの重要レパートリーを豪華な歌手陣で聞けて夢のような4年間でした。
確かに “Parsifal” なしのミュンヘン・復活祭というのも珍しいかもしれませんね。
パリでの公演は打ち止めですか。それはちょっと残念ですね。
ちょっと強行軍ではありましたがパリ公演はわたしにとっても懐かしい思い出です。
ホテルからシャンゼリゼ通りを歩いて劇場まで通ったのは楽しい経験でした。