2月21日(日)・曇り/最高気温16度
7時半起床。気温が16度まで上がって、それだけで幸せな気分になれた。明日も今日と同じくらいに暖かい日になりそうで嬉しい。
今日は午後から映画を観に行く予定にしていたので、ブランチはいつもより少し早い時間に始まり12時前にはお開き。
カローラ夫妻が昨年のクリスマスにプレゼントしてくれた映画館グローリア・パラスト(GLORIA PALAST München)のクーポンを使った。
選んだ映画は “Ich bin dann mal weg” で、ドイツで人気のあるエンターティーナーがスペインにある「ヤコブの道」という巡礼道を辿った事実を映画化したもの。今年のアカデミー賞で話題の映画 “The Revenant” を選ぼうかと1度は考えたのだがこれはブリギッテが好きそうでないのでこちらに。
彼が書いた本をオーディオブックで聴いていたので予備知識もあり興味深かった。そしてその映画館がまるで劇場のようでもありシートが飛行機のビジネスクラスのようにゆったりしているのに驚いた。まず入り口を入るとクロークがある。これはオペラや演劇の劇場並み。
そのあとに歓迎ドリンクが待っている。
その横には席に着いてから頼めるおつまみの段重ねが置いてあって、そこで何を注文するか前もって品定めできる。
下の写真はロージェへの階段。
わたしの座る席はゆったりとしていて背もたれも高くクッションも置いてあり、前の台に足を投げ出して画面を見ることも出来る。わたしは上映中に靴を脱いで足を延ばしてゆったり。
そこへ係の女性が注文した飲み物とおつまみを持って来てくれて、映画が始まる。快適そのもの。(^_^) お値段を調べてみたら69€ということで、なかなか微妙な値付けである。
今日は普通の映画だったが、オペラ劇場のオペラやバレエのライブ上映をここで観るのはきっと楽しいだろうと思う。今日は上映前から飲んでいたので途中でトイレに立ちたくなった。一瞬心の中で画面を止めるリモートコントロールを探している自分に苦笑した。
これはいいですね。
歓迎ドリンクはプロセッコですか。
映画は殆ど行かなくなってしまいましたが、これなら年1・2回くらい行ってみようかなという気になりそうです。
日本では子供の時の街角館か学生の時の名画座くらいしか知らなかった私は、パリのロードショー館の設備が快適なのに驚いたものでしたが、今は東京の館もフランス人が感心して話すほど快適な設備の所があるようですね。
どこでも映画館は気の利いた付加価値を考えなければ、客を保てなくなっているということでしょうが、パリにはこれ程のものがあるのかどうかは知りません。
パリでもオペラのライヴ・ヴューイングは大人気ですが、早く売り切れるし私は気分的にも時間的にも費用的にも余裕がないので一度も行ったことはありません。値段も22ユーロだったか、本物のオペラの安い席より高いので。
館によっては歓迎シャンペンがあるようですが、食い物座席サービスは聞いたことがないですね。
69ユーロというのはお二人分ということですよね?
確かに微妙なお値段ですが、足投げ出して遠慮なくひっくり返って飲み食いしながらのびのびオペラ・ライヴはぜひやってみたい気がします。オペラ・ライヴでは値段はやはり上乗せかも知れませんが。
このグロリア・パラストでは、特別企画ということではなく、毎日毎回このシステムでやってるということでしょうか?
ヤコブ徒歩巡礼は依然フランスでも人気ですね。
歓迎ドリンクはゼクトにホルンダージュースを混ぜたものと、ノンアルコールのジュースもありました。
69€は2人分の値段で、書き忘れましたがポップコーンが一袋ついていました。もっと高いグラスでなく瓶付きのカテゴリーもあるようです。
http://www.gloria-palast.de/verschenken
わたしは1度違う館でしたがコベントガーデンの「La Bohème」を観たことがあります。オペラはもういいかなと思いますが、昨日、バレエの予告を観てバレエだったら観てみたいような気がします。鍛えられた肉体の躍動が美しかった。
映画館全体を貸し切ることも出来るようです。なんかのプレゼンに使うのでしょうかね。
ヤコブ徒歩巡礼には食指が働きませんが、四国の巡礼の道は歩いてみたいです。ただし宗教抜きの平服で。(^_^;)
凄いですねー、日本は座席はかなりゆったりになりましたが、高ーいポップコーンとコーラかな?ビールはないみたい
今度ミュンヒエンに行ったとき行きたいスポットに入れます!
いらっしゃっているときにちょうどオペラの Live Streaming があったら、試してみられるのも良いですね。ただ、オペラの場合はかなり前に売り切れてしまうようです。