花王の同期会に出席

今日は花王(当時は花王石鹸)同期入社組の懇親会に出席してきた。昭和42年(1967年)に入社した大学院、大学、高専卒業者は50名だった。今年は丸49年が過ぎ50年目に突入したところ。今日集まった人たちは23名。今日までの間に物故した人はちょっと驚くような数だが11人を数える。

場所は JR市ヶ谷駅から徒歩で2分ほどのとても足の便の良いところ。土地不案内のところなので早めにホテルを出たら13時会場なのに12時にはもう到着してしまった。

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集まってきた人たちの中には約50年前の面影が色濃く残っていてすぐに識別できる人もいたが、名前を言われてもサッパリの人もいた。今日の同期会には技術系ばかりでなく事務系の人もいたからだと思う。あのとき入社した50人中で事務系は10人だけだったというから、そんなとところにもあの当時の花王石鹸という会社の性格がうかがわれる。現在の年齢は69歳(高専卒)〜74歳(修士卒)と幅がある。

宴会用の部屋に3つの大きな丸いテーブルがあって、入場前にくじ引きで席順が決められていった。乾杯が始まり前菜が終わる頃から幹事役に指名されてひとりひとり立ち上がり、近況報告をする。

この会ではわたしが最年少なのでわたしがトップバッター。入社後わずか1年あまりでドロップアウトした点を皆に謝り、今日までの生活を手短に述べた。宴会場は13時から15時半まで2時間半の予約だったので、食事が進むなか全員の挨拶が終わったのはちょうどデザートのコーヒーがでてきたところだった。このへんの時間の読みは皆さん慣れておられてさすがである。

先に書いたようにわたしは高専卒業で誕生日も3月末だから本当に一番若い参加者だった。そのせいかなんだかいつの間に流れに乗って引っ張られているように気持ちの良い時間だった。

皆さんが話してくれたテーマは過去の自慢話などは全く無く、やはり健康に関することが多かった。シルバー川柳に「無病では 話題に困る 老人会(クラス会)」とある通りだ。でも目の前で語られると決して暗くなく、むしろそれを甘受し、楽しんでおられるかのように皆さん元気そう。

ウォーキングをしているという人が出席者の約4分の1にあたる6人ぐらいいて、その誰もがかなりの歩数をこなしている。これには脱帽。どうやら定期的に気の合った同期の連中が集まってゴルフ会、麻雀会を楽しんでおられるようだった。

今日の同期会がお昼に行われた理由というのがなるほどと思った。年齢層は69〜74歳というのでそろそろお酒を飲ま(め)なくなった人が多いのと、帰宅が夜遅くなると家族に心配をかけるということらしかった。

それと「老老介護」の話題もチラホラと出ていて、毎日3食を全て1人で作っているという人が3人もいた。

キッチリと3時半には次の機会を期して散会となった。ほんとうに気持ちの良い集まりだった。

花王の同期会に出席」への2件のフィードバック

  1. この翌日(翌々日),「花王からの清潔提案!」というB4版の新聞折込み広告が入りました。折込みというとスーパー,住宅,車,パチンコの新装開店が多いのです。
    メーカーの新製品広告は珍しいものです。
    【消臭ストロング】検索 だそうです。

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