レパートリーの開陳 


日記の方にも書いたのだが、昨日はわれわれの家族も入れて12人の宴会だった。計画としてはわたしが数品、ブリギッテが数品作る予定でいたのだが、日本風の料理とドイツ料理が混在するというのも調和がとれないので日本風(日本料理ではない)料理一本でいくことになった。とは言っても新しい料理を開拓したということではなく、わたしの数少ないレパートリーの中から数品選び出しただけ。お客に出すときにはやはり数回作って味が分かっているものでないとやはり不安なものだ。 

で、作ったものは
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1.豚の角煮
2.ジャガイモ・サラダ
3.茄子の揚げ煮
4.レンジ・肉豆腐
5.揚げ出し豆腐
6.カボチャの煮付け
7.ほうれん草の胡麻和え
8.大根のダシ煮
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ワインは
白が Pinot Grigio / 2003
赤が Merlot / 2003

招いた同僚たちがそれぞれのパートナーを伴って次々に来訪。まずはイチゴをすりつぶして冷凍しておいた物を解凍して、そこへ Prosecco (イタリア製の発泡酒)を注ぎカクテルにしたものを飲みながらしばしの歓談。全員が揃ってカクテルを飲み干した頃合いを見計らってテーブルに案内する。
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料理の忙しさにかまけて、揚げ出し豆腐とレンジ肉豆腐は写真を撮るのを忘れてしまった。「豚の角煮」 はどうも味がもう一つぼやけているので改めて煮汁を作りそこに入れて1時間ほど煮直したもの。これで少し照りが出て満足。凧糸を切って出すのが本当なのだが、ブリギッテがそのままの方が見た目も面白いから、ということで切らずに出した。しかしやはりこれは凧糸を外して食べやすくして供すべきものだろうと思う。

レンジ肉豆腐 はいつもながら素晴らしい仕上がり。手間も掛からず、これは本当にお勧め。茄子の揚げ煮 はブリギッテの大好物で彼女のリクエストだった。日本の平均的な茄子の4倍はあるだろうと思う大きな茄子を5個使ったがそれでも昨日はあっという間に売り切れてしまった。揚げあがった茄子はかなりの量に見えるのだが、そのあと汁で煮るとスゥッと量がしぼんでしまう。次はもっと大量に作っても良いだろう。ジャガイモサラダ は今回も好評。招いた日本女性は「懐かしい味がする」と言ってくれた。まさしくそのとおりだと思う。揚げ出し豆腐はちょっと量が少なすぎた。今日の倍の量があっても良かった。

ブリギッテが作った「ほうれん草の胡麻和え」「大根のダシ煮」「カボチャの煮付け」もお客が美味しいと言ってくれたし、赤・白・緑という色合いがテーブルに活気を与えてくれて大成功。

ワインはあまり知識がないので白と赤、それぞれ2003年ものを選んでおいた。これもまあまあ、良かったのではないかと思う。(自信なし)これからも徐々にレパートリーを増やさなくては。(^_^;) 

Posted: 2005年12月03日 (土) at 11:47 




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