“Babylon” のゲネラルプローベを観た

水曜日・曇り / 最高気温10度

7時起床。今日は夕方 Babylon の Generalprobe に出掛けるまで何の予定も無し。午前中は昨夜発表になったアップルの新製品群の詳細を WEB 上に追いかけていた。

楽しみにしていた iPad mini は11月2日発売で、Wi-Fi + Celllar モデルは11月末になるとか。これはちょっと残念だった。それと気になった製品はやはり iMac かな。わが家の iMac は2008年の製品だからか現行の Mac OS 10.8.2 にはちょっと役不足でかなりもっさりとした動きになっている。 MacBook Pro 15 の買い替えよりもこちらの方が先かなと最近考えるようになった。ここはじっくりと考えてみるつもりだ。

そのあと、読みかけの本(オンラインで購入した「光圀伝」)の「下」を読み進める。

お昼近くになってお腹が空いてきたので、ご飯を炊き、味噌汁を作り、例によってタマネギ入りオムレツを作った。それに辛子明太、海苔を添えてきわめて家庭的な食事。おいしくて大きめのお茶碗にご飯を2杯食べたら、そのあとすぐに眠気が襲ってきた。(^_^;)

強烈な眠気だったので居間のソファの上に横になり45分のタイマーを掛けて眠る。眼が覚めたらなんだか元気が出てきて、曇り空の今日はどうしようかなと思っていたウォーキングに出掛けた。6600歩・58分を歩いて帰宅。

今夜はNationaltheaterで今シーズン最初の Premiereを土曜日(27日)に控えた “Babylon” のゲネラルプローベ。昔の同僚に切符を頼んでおいたのが取れたので行ってみることにした。観客席に座るのは本当に久しぶりである。そこで分かったのだが、新しくなった観客席の椅子は以前と全く同じものだった。依然としてあまり座り心地は良くないということだ。(^_^;)

で、委嘱作品の新作オペラだが、最後まで観るのはかなりの忍耐力が必要だった。数年前からの流れでコンピュータで作られ、制御された映像が延々と流れる。その中で全くメロディーの無い殆どモノローグに近い歌唱が展開される。こういうオペラはどのように観たらよいのだろうと自問自答しながら舞台を眺めていた。

例えが間違っているかもしれないが、小さな嘘は責められるがそれが大規模に展開されると大きなプロパガンダの潮流となる。今夜の新作オペラを観ていてそんなことを考えていた。わたしの心の琴線は最後まで鳴ることがなかった。

舞台で駆使されている映像も2,3年ほど前に較べたらとても滑らに動いているし、舞台装置への融け込み方も格段の進歩を遂げているのは事実だが、この面で勝負したら映画にはかなわない。わたしの予想では舞台芸術においては既にこのテクニックの限界が来ていると思う。

かつての同僚達も頑張ってはいたが、かなり悪戦苦闘している様子も伺えた。(笑) 久しぶりに23時過ぎの帰宅。