あいにくの雨の中、外出

2月29日(月)・曇りのちみぞれ/最高気温5度

7時起床。また新しい週の始まり、そして4年ぶりの2月29日。お天気の方は今週は多くを望めないようで、今日も朝から曇り空、そしてお昼頃から雨になり夕方にはみぞれに変わった。

お昼ご飯は40年以来の友人と久しぶりにご一緒する約束になっていた。 An Nam というベトナム料理店でお昼の定食を食べながら話に花が咲いた。

2時半過ぎにレストランを出るときには本格的な降りになっていて、わたしはどこへも立ち寄る気がせずにまっすぐ帰宅。

帰宅するとアンナがちょうど洗濯を終わって帰るところだった。

わたしはそのあと1時間のタイマーを掛けて昼寝。目が覚めてから洗濯物のアイロン掛け。

夕飯はカレーの残りが冷蔵庫にあったが、それだけでは2人分には量が足りないので「肉豆腐」を作ることにする。しかし肝心の肉がない。(^_^;)

仕方がないので合い挽き肉とキャベツの残りを使う。けっこうおいしく出来て、ブリギッテがドイツ料理の Kohlroulade(ロールキャベツ)と同じ味がするというので笑ってしまった。材料は同じなのでそれはそうだろう。

8時前には台所のあと片付けも終わって寝るまではゆったり。

ゆったりと日曜日

2月28日(日)・曇り/最高気温7度

8時起床。昨夜の就寝は1時半頃だったから今朝は朝寝を楽しんだ。お天気は薄曇り。

 9時半頃に義母を迎えにいっていつものブランチ。昨夜の誕生パーティで食べきれなかったものを招かれたお客全員で分けたので、今朝のわが家の食卓も彩り豊か。

義母はどうも最近心身共に弱ってきているようで少し心配。食欲も落ちているようだ。年寄りにとっては2月の壁を乗り越えることが出来れば、また1年寿命が延びるようなところがある。早く暖かい季節になってくれればと思う。

わたしは左腰の違和感の原因にようやく思い当たった。先週、部屋の中でちょっとつまずいたとき、以前浴室で転んで打った同じ箇所を食卓の角にぶつけたのだった。右の足腰には全く違和感がないので原因はそれしか考えられない。今日からしばらく Voltaren の内服薬と塗り薬を併用してみる。

午後は昼寝をするほど眠くもならなかったので、古い書類の片づけ、整理をして過ごした。

夕食はまた昨夜のパーティの残り物で済ませる。明日からのお天気は雨模様の寒い日が続きそう。

友人の誕生パーティ

2月27日(土)・晴れ/最高気温8度

6時起床。数日来ちょっと腰の調子が普通ではない。左後ろが特に違和感あり。寝違えたかと思ったが今日になっても同じなので何だかなぁ。

一昨年の大晦日に招かれたところと同じ家に今夜は招かれている。なんだかあの時のことを思い出して嫌な感じ。

ブリギッテは8時過ぎに義母を連れての買い物に出掛けて行った。わたしはダイニングキッチンの電球が切れていたのを今朝発見して、即、それを買いに家を出る。明日は日曜日だから店が閉まってる。 Regerplatz から久しぶりに徒歩で Conrad へ。ちょっと寒かったけれど気持ちの良い空気だった。

Conrad でお目当てのものを買ってから店内を少し見て回り帰途につく。途中で帽子屋さんに立ち寄りボルサリーノの安売りをやっていないかとチェック。残念ながら今日は空振り。

午後になってカローラの旦那が今夜の誕生日ケーキを持ってきてくれた。相変わらずの良い仕事だが、飾りの長く伸びた部分をどうしたら折らずに運搬できるか考えてしまった。わたしが助手席に座って膝の上に抱えていくのが一番かな?

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午後は買い物から戻ったブリギッテと昼食を食べたあと、2人とも疲れて昼寝。わたしは2時間近くも眠ってしまった。

ブリギッテは今夜のパーティにババロアクリームをデザート用に作ったのでそれも合わせて持っていく。車の運転は彼女に任せてわたしは膝の上にケーキをのせ、注意深くそれを持つ。カーブの地点とか道路がデコボコのところはケーキを浮かせるようにして、無事に搬入を終わる。

パーティはいつもの食事会とほとんど同じ感じで、新顔の客もいたがわたしには少し退屈だった。この家はネコを飼っていてときどきその臭いが漂ってくる。用心のために喘息のスプレーを持っていったが、途中で息苦しくなり1度使った。帰宅は1時過ぎ。

快晴のもと雪が消える

2月26日(金)・快晴/最高気温5度

6時45分起床。昨日降り続いた雪だが、その雪質から見てすぐに消えるだろうと思っていたらその通りになった。折りから今日は快晴。午前中から庭に積もった雪もみるみる溶けていく。

小鳥の餌台を覆っていた雪も朝日の当たる部分はすぐに溶けて残っているのは北側のものだけ。餌台にしがみつく雪の形がいかにも無念そうに見えておかしかった。

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午前中はおとなしく家の中。昼食をとってから1時間の昼寝。

昨日は Take Out のタイ風カレーを買って食べてあまりおいしくなかったので、口直しに今日は自分で日本風のカレーを作ることにした。それを作ったあと3時半過ぎにウォーキングに出掛ける。一万歩には届かなかったけれど満足。

カレーだけでは寂しいのでブロッコリーを茹でる。茎の部分をベーコンと一緒に炒めてみた。ちょっと酒の肴にいいような気がする。

ブリギッテは終業後、買い物をして8時過ぎの帰宅。金曜日の夜は解放感があるのだろう。(^_^)

ビックリの雪

2月25日(木)・雪のち曇り/最高気温2度

6時半起床。いつもの時間に起床して朝食時にシャッターを開けたら外はいちめんの雪。2月も末だからそれほど驚くことではないのだけれど、今日までが暖冬だという意識があったからビックリした。

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わたしはその気になれば一日中家の中にいても差し支えはないのだけれど、ブリギッテは仕事だから出ていかなくてはならない。8時過ぎに家を出るときに彼女が残した捨て台詞は「あなたはいいわねぇ」。(^_^;)

しばらくしてからブリギッテが写真を送ってきた。ミュンヘン市内に住む彼女の友人が送ってきた Englischer Garten の雪の写真だ。わたしだけではなく多くの人が驚いた雪だったようだ。

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その雪は午後3時頃まで降り続いていたが、すぐに消える雪質のようにも思えた。

午後3時過ぎに雪が止んだのを見て、わたしはウォーキングに出掛ける。やはり一日中家の中に閉じこもっているというのは精神衛生上良くない。いつものウォーキングルートは思いのほかに少ない雪で、わたしの観測は正しかった。暖かい日が数日続けば今日の雪もすぐに消えてしまいそう。もうすぐ春がやって来るのは確かなのだ。

今夕はまたまたブリギッテが友人と約束していて、夕食はいらないということになったので気が楽。良い機会なので、わが家から二駅のところで日本人女性がやっているお店で試しにカレーをテイク・アウトしてきた。

日本のカレーとタイ風カレーを作っているが日本風のカレーは自分でも作れるのでタイ風カレーを注文。値段は 6.4€ だからドイツにしては納得の値段。この店の近くには病院もあるので昼食時にはけっこうさばけるらしい。食べてみて納得がいけばときどきは義母に持っていってもいいかなと思う。

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夕食に食べてみた結果は、わたしにはタイ風のちょっと甘くて刺激的な辛さがイマイチという感じ。これだったらブリギッテの作るタイ風カレーでも売り物になるなと思う。なんといってもカレーはやはり日本のものが一番おいしい!(笑)

一日中眼が痒い

2月24日(水)・雪のち晴れ/最高気温7度

6時半起床。朝のうちは曇り空で8時頃から雪が降り出した。今日はブリギッテの事務所まで荷物を受け取りに行かなくてはならなかったので、空を見上げて参ったなぁと思っていた。しかし、10時半を過ぎた頃に急に雪が止み青空が。すぐに身支度を調えて家を出る。

ブリギッテの事務所に顔を出して荷物を受け取ってから数軒の店を覗いて帰宅。昼食は久しぶりにケバブ屋さんで。それまで何駅ぶんかを Tram を使わずに徒歩で歩くようにしていたのでけっこうお腹が空いていた。

途中、義母宅に立ち寄りブリギッテに預かった義母の薬品を手渡し帰宅。そのあと1時間の昼寝。

ブリギッテは、終業後に仲間の女性2人と食事会で夕飯は要らないというのでわたしも今日は夕食抜きにする。ケバブ屋さんで少し食べ過ぎた。

6時頃からスチームバスに入り、出たあとでバレンタインデーのプレゼントだったイカの燻製を肴にビール。これはおいしかった。

予定していた夕飯を作らなくてもよいというのは意外と嬉しいものだということに気がついた。(笑) 今日は一日中眼の痒みと戦っていた。ヘーゼルナッツの芽がはじけているに違いない。

ミュンヘンフィルによる若者のためのコンサート

今日は若者のためにミュンヘンフィルが企画したコンサートを聴いてきた。
会場に入るとほぼ90%ぐらいは生徒達(大学生ではないと見えた)。広い GASTEIG の会場がほぼ若い人たちで埋め尽くされるというのはちょっと壮観だった。この中の何パーセントかが将来クラシック音楽に興味を持ってくれるか、それは疑問だけれどやらなくてはならない良い企画だ。

演奏会の始めと、曲の間に解説をする若い男性が現れてかなりフランクに説明していた。ビデオカメラマンが彼の解説を舞台のスクリーンに映し出し若い観客たちに退屈させない工夫がなされていたのも好印象。ドイツもやはりクラシック音楽の将来に危機感を感じているのだ。

演奏だが前半はソロに若いチェリストの起用もあって面白かったのだが、休憩後のベートーベンは楽員の間に緊張感の欠如が垣間見られた。あってはならないことだと思うのだが。

2. Jugendkonzert der Münchner Philharmoniker
Leitung: Gustavo Gimeno
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Julian Steckel, Violoncello

1.»Hidd’n Blue« für Orchester / Francisco Coll
2.Konzert für Violoncello und Orchester a-Moll op. 129 / Robert Schumann

3.Symphonie Nr. 6 F-Dur op. 68 »Pastorale« / Ludwig van Beethoven

暖かい日も今日までか

2月23日(火)・曇りのち雨/最高気温11度

6時半起床。今日は11時にまたスチームバスの修理点検に2人来た。1人はスチームバスの機器の会社、もう1人はそれを取り付けた施工会社の工事人。

先回の検分で機器には異常がなく、機器から出る凝縮水が配管のどこかで詰まっているということだったが、今日はそれが確かになった。その配管を通らずに稼働してみると取り扱い説明書に書いてある通りに動作し、またスチームバスを使えるようになった。

使えるようにはなったのだが、その配管を直さないと管がむき出しのままなので、床の底を通さなくてはならず、そうなったらまたちょっとした工事になる。どうなる事やら。

昼食をとったあと強かった風も止んだのでウォーキングに出掛ける。一万歩をちょっと超える歩行で満足だったし、家について5分ぐらいしたら雨が降ってきた。幸運!

今夕は19時からコンサートに行く予定だったので、ウォーキングのあと遅い昼寝をする。1時間20分ほどグッスリ眠れたのでそのあとは快調。

18:13の Tram で出掛けるときには雨からみぞれに変わっていた。演奏会が終わって外に出てみるとみぞれも止んでいて冷たい空気。帰宅してチーズとパン、それにビールという簡単な食事。明日からは気温もグッと下がりそう。

春のような陽気

2月22日(月)・晴れ/最高気温19度

6時半起床。暖かい一日だった。何と最高気温は19度である。それに体調がついていかなかったような感じ。

朝食時にインターネットラジオ OTTAVA から “Madama Butterfly” が長い時間鳴っているのでどうしてだろうと思ったら、今日は三浦環の生誕日だったようだ。

午前中に義母の用事で銀行に歩いて行ったら、昨日故障していた ATM がまだ治っていなかった。明日また出直すことになる。

その途中で先日から気にかかっていた貸し自転車を写真に撮ってきた。数年前からミュンヘン市内には同じようなシステムのDB(Deutsche Bahn)の赤い自転車が設置されている。今回の青い自転車はMVG(München Verkehrs Gesellschaft)によるものらしい。

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停めてある一台にまたがってみたがサドルの上下は簡単に操作できるので、足の短いわたしでも大丈夫乗れそうだった。

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スマートフォンにインストールしたアプリを使って暗証番号を登録し、使用時にそれを打ち込む方式のようで、どこで乗り始めてもどこで乗り捨てても良い。MVG の定期券を持っていると料金も割安になるようだ。いつかは1度試してみたい。(^_^)

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昼食はご飯を解凍し、残り物の「肉味噌」と「納豆」「味噌汁」という献立でサッと食べる。そのあと1時間の昼寝。目が覚めたあとは洗濯物のアイロン掛け。

夕食は「ひじきご飯の素」を使った混ぜご飯を炊く。それに「ほうれん草のおひたし」と味噌汁(豆腐と大根の千切り)を添えた。

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暖かくても、一日中けっこう強い風が吹いていたが、明日からはまたグッと気温も下がり2月のお天気に逆戻りするそうだ。

ちょっと豪華な映画館

2月21日(日)・曇り/最高気温16度

7時半起床。気温が16度まで上がって、それだけで幸せな気分になれた。明日も今日と同じくらいに暖かい日になりそうで嬉しい。

今日は午後から映画を観に行く予定にしていたので、ブランチはいつもより少し早い時間に始まり12時前にはお開き。

カローラ夫妻が昨年のクリスマスにプレゼントしてくれた映画館グローリア・パラスト(GLORIA PALAST München)のクーポンを使った。

選んだ映画は “Ich bin dann mal weg” で、ドイツで人気のあるエンターティーナーがスペインにある「ヤコブの道」という巡礼道を辿った事実を映画化したもの。今年のアカデミー賞で話題の映画 “The Revenant” を選ぼうかと1度は考えたのだがこれはブリギッテが好きそうでないのでこちらに。

彼が書いた本をオーディオブックで聴いていたので予備知識もあり興味深かった。そしてその映画館がまるで劇場のようでもありシートが飛行機のビジネスクラスのようにゆったりしているのに驚いた。まず入り口を入るとクロークがある。これはオペラや演劇の劇場並み。

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そのあとに歓迎ドリンクが待っている。

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その横には席に着いてから頼めるおつまみの段重ねが置いてあって、そこで何を注文するか前もって品定めできる。

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下の写真はロージェへの階段。

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わたしの座る席はゆったりとしていて背もたれも高くクッションも置いてあり、前の台に足を投げ出して画面を見ることも出来る。わたしは上映中に靴を脱いで足を延ばしてゆったり。

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そこへ係の女性が注文した飲み物とおつまみを持って来てくれて、映画が始まる。快適そのもの。(^_^) お値段を調べてみたら69€ということで、なかなか微妙な値付けである。

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今日は普通の映画だったが、オペラ劇場のオペラやバレエのライブ上映をここで観るのはきっと楽しいだろうと思う。今日は上映前から飲んでいたので途中でトイレに立ちたくなった。一瞬心の中で画面を止めるリモートコントロールを探している自分に苦笑した。

「語りの会」を聴いてきた

2月20日(土)・曇りのち雨/最高気温6度

7時半起床。恒例になっている土曜日の義母を連れての買い物。本来ならブリギッテと義母と2人だけで行くのだが、今日は途中まで付き合わされた。

というのも、ブリギッテが昨日買ったパンを仕事場に置き忘れてきたのを取りに行かなくてはならなかったから。そのあと Rosenheimerplatz 駅でわたしはパンを持って下車し帰宅した。

今日は独日協会とミュンヘン日本人会の主催でおこなわれる「語りの会」というのに行くことにしていた。「竹取物語」「走れメロス」「蜘蛛の糸」などの作品を語る (朗読ではない) というもの。パンフレットによれば
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「語り」とは、聞き手の存在を前提とし、説得力を持って聞き手に「感じる、伝える、考える」を与える言葉の力です。古来、暗唱が基本です。
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とある。今日はこれに日本の篠笛の伴奏が入るものだった。

語り部・かたりすと:元 NHK アナウンサー 平野啓子
篠笛:望月美沙輔
共演者:奥田粋ノ介(語り)
フルート:ヒューフ林真央

これに興味を持ったのも確かだが、わたしは今回の通訳をしてくれるミュンヘン在住のジャーナリスト熊谷 徹氏を見、聞くことが目的だった。このジャーナリストは26年間ミュンヘン在住の方で最近は日本経済新聞、The Huffington Post などにも寄稿している。彼の書いたものにはかなりの説得力があるしよく取材して書かれているのでどんな人物なのかを知りたかった。

彼の通訳も、ドイツ語の発音も確かなもので良い仕事をしていると感じた。少しでも通訳をやった人ならわかるのだが、これはなかなか難しい。

帰途は氷雨となったがそれほど濡れずに済んだ。

夕食はブリギッテが作ったパスタ料理。海老とイカをトマトソースでまとめてマカロニの上から掛けたもの。

体調悪し

2月19日(金)・曇り/最高気温4度

6時半起床。今朝は8時過ぎに浴室を工事した人が来て、スチームサウナの不具合を見ていちおう部品交換をしていった。その作業は思いのほか短く1時間あまり。

10時頃に、昨日作ったいなり寿司3個を義母に届けるために家を出る。歩くつもりで家を出たのだが、小雪がちらついてきたので急遽 Tram に乗った。雪質がサラサラではなくボタッとしてすぐに溶けるものだったから長く歩いていると濡れてしまう。

帰宅してから夕方まで、ずっと体調が悪くてベッドの中で眠り続ける。風邪を引いたわけでは無いが背中が薄ら寒い感じで、なにかをしようという気力が湧かなかった。まあ、年齢を重ねてきてそんな日もあるのだろう。

夕方近くになって少し楽になったから夕食の準備に取りかかる。今夜はアイデアが湧かなかったので、納豆、肉味噌入りオムレツ、キャベツの千切りでお終い。肉味噌はしばらく振りに作ってみたがけっこうおいしく出来た。

食後のあとかたづけをして10時頃まで本を読んで音楽を聴いていた。昼間、あんなに眠ったのにまた眠くなってきて早々と就寝。夜中にふと目が覚めてブログの日記を書かないままベッドに入ったことに気がついた。で、この日記は翌日(20日)の朝書いている。

スチームサウナは相変わらず絶不調。またまた苦情メールを書かなくては。

夜の演奏会までは自由な時間

2月18日(木)・曇り/最高気温4度

6時半起床。いつもの時間に家を出たブリギッテがすぐに戻ってきた。何らかの故障でトラムが走らないという。わたしはパジャマのままだったがコートをその上に着てすぐに車を出す。停留所にはけっこうな人が Tram を待っていた。

1度そこへ停まって「あと3人分の席があるけれど急ぎの人がいたら地下鉄の駅まで乗せていきますよ」と声を掛けたら、おばあさん、中国人、学生のいずれも女性が手を挙げたので乗せてあげた。

再び家に戻ってからシャワーを浴びてようやく落ち着く。そのあとで昨日と同じように10時半過ぎにウォーキングに出掛けた。

今日もノルディック杖を持参。やはり身体にはずいぶん楽なような気がするし、腕も動かすのでこれがいいようだ。7737歩・78分を歩いて帰宅。気温が低いせいかほとんど汗もかかない。

お腹が空いたので昨夜の残り物である「豚の生姜焼き」を暖めて、炊きたてのご飯と味噌汁で食べる。ご飯はウォーキングに出掛ける前に洗って仕掛けておいた。

唐辛子を少々掛けたらこれがおいしくて大きなご飯茶碗に⒉杯も食べてしまった。(^_^;) そのあとはお決まりの昼寝を1時間。

8時からコンサートに行くのでその前に軽く食べようと久しぶりにいなり寿司を作る。しかし今回は手抜きで、すし米にはなにも具は入れず。

それだけだと彩りが寂しいので近所にあるお寿司のテイクアウト店に出向き、カッパとマグロを2本巻いて貰う。

ブリギッテは6時40分頃に帰宅。用意した寿司を食べて今夜は Grünwald でのコンサートへ。美しい曲が続く気持ちの良い演奏会だった。10時半の帰宅。

ミュンヘンフィル室内オーケストラ演奏会

わが家から車で5分ほどのところにあるこじんまりとしたコンサート会場 (August Everding Saal) での演奏会。ミュンヘン・フィルハーモニーの奏者たちによる室内楽である。

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Lorenz Nasturica Herschcowici, Leitung
1.Edvard Grieg
»Aus Holbergs Zeit«
Suite für Streichorchester op. 40

2.Antonín Dvořák
Serenade E-Dur für Streicher op. 22

3.Felix Mendelsssohn-Bartholdy
Sinfonie für Streicher Nr. 9 C-Dur

3曲とも耳に快い美しい曲で満足。第一バイオリン、第二バイオリン、ビオラの各パートは4人ずつ、チェロが3人、コントラバスが1人という構成で、それぞれの奏者の表情を見ているだけでも楽しかった。アンコールはパガニーニの曲。

3曲目のメンデルスゾーンの曲は「スイス・シンフォニー」というそうだが、わたしは初めて聴いた。これが14歳の時の作品だというのだから驚く。

スチームバスの修理持ち越し

2月17日(水)・曇りときどき雪/最高気温3度

6時半起床。昨日と同じく朝から曇り空で始まった。朝食のあとでウォーキングに行こうとしたら雪がちらついてきた。

たいしたことはないだろうと、それでも傘を用心のために持って家を出る。20分ほど歩いていたら牡丹雪がかなりの勢いで降ってきた。傘を持っていなかったらかなり濡れたと思う。45分ほど歩いて帰宅。

昼食はうどんを作る気にもなれなかったから、余っていた冷やご飯とふりかけ、それにインスタント味噌汁をを加えて軽く済ませる。インスタント味噌汁というのはかなり出来がよくなっていて、1人分だとこれが手早い。

そのあと1時間の昼寝。

14時少し前にインスブルックからスチームバスの修理人がやってきた。本体を壁から取り外して調べていたが、機器自体は壊れていなくて、水の配管が詰まっているとのこと。施工後まだ2ヶ月ほどしかたっていないのにどういうことなんだろう。

これは彼の仕事ではなく、配管をした人の領分だということで彼はそのまま帰っていった。ということはまた工事人が入るということで、さすがにもういい加減にして欲しい。金曜日の朝に配管を見に来るということだ。

夕食は「豚肉の生姜焼き」(下の写真)と「椎茸のバター焼き」「ジャガイモの塩茹で」を作った。「椎茸のバター焼き」は椎茸の軸を取り去りフライパンに並べてバターの小片を乗せて蒸し焼きにするだけ。バターが溶けて椎茸がしんなりしてきたら出来上がり。醤油を数滴垂らして食べるのだがこれがおいしかった。

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急な外食

2月16日(火)・曇り/最高気温2度

6時半起床。今日は9時に住まいに関する事で人が来ることになっていた。そのためにブリギッテはいつもより遅い出社。用件を済ませたあと10時半頃に家を出ていった。

外はちょっと寒々しい霧がかかったような湿り気のある空気。ウォーキングにはいちおう傘を持って出掛けた。今日は久しぶりに一万歩コース。いつもより身体が軽いような気がして足が良く前に伸びた。

半分ほどの距離を歩いたらポッドキャストを聴いていた iPhone 4s がダウン。古い機種だからバッテリーが切れたのかと思ったが帰宅してみたらまだ80%ぐらい残っていた。どうやら寒さでダウンしたようだ。

昼食はキャベツがずいぶん残っていたのでそれを使った炒飯を作る。そのあと1時間の昼寝。

午後は少し溜まっていたアイロン掛け。そのあとで夕食の支度をしようとしたらブリギッテから電話があり外食することになった。夕食のために解凍していた豚肉は明日に回すことにする。

3月にブリギッテの60歳の誕生日を近くのイタリアレストランで祝うことに予定している。そのときのメニューを決めるためのレストランとの話し合いだ。

7時少し前にレストランで落ち合って食事。わたしはピザを食べたいと思っていたのだが、今夜は誕生祝いに供する料理を選ぶための試食だった。

まあ、今夜食べたものもおいしかったからそれで良しとする。日本食もそうだがヨーロッパの食事でもわたしはやはり B 級 の方がおいしいと感じる。育ちのせいだな。

街へ出た

2月15日(月)・曇り/最高気温7度

6時半起床。5時半に眼が覚めてから起床までの1時間のあいだいろいろなことを考えていた。というのは昨日読み始めた電子書籍「隠居志願」の中で著者が「この夜中の無為な時間が、わたしにとってはかけがえのない宝物なのである」と書いていて目から鱗が落ちる思いがした。

これまで、わたしは夜中に眼が覚めるのを厭う気持ちが強かった。本能的に闇は悪と思ってきたのだ。夜中に考え事をすると思考は悪い方に進んでいくことが多かったということもある。でも発想の逆転でそれをポジティブにとらえれば見えてくる世界はガラリと変わるのかもしれない。例えばベッドの中で思いがけなく良いアイデアが浮かんだということは何度も経験している。

昨日まではベッドに入ったらまずイヤフォンを耳に差し込みポッドキャストを聴きながら寝入り、夜中に眼が覚めたら次に寝付くまでまたイヤフォンでポッドキャストを聴くということをしていた。

これには知らず知らずのうちに寝付けるという良い点もあるのだが、悪い面もあるように最近は感じている。そのひとつは翌朝まで耳に差し込んだままのイヤフォンは枕に押しつけられるわけだから下手をすると耳の下のリンパ腺が次の日に痛むときがあること。2つ目はどうしても睡眠の質が良くないことが多いという事だ。

何とかこれをやめることが出来ないかと苦慮していたが、発想の転換をすれば良いだけなのかもしれない。先頃、危険薬物使用でプロ野球の清原選手が逮捕されたけれど、それが習慣になってしまうとそこから抜け出るのはこんな些細なことでも難しい。

10時過ぎに家庭医の処まで徒歩で行きブリギッテの常用薬(血液をサラサラにする)の処方箋を貰う。そのあと肉屋に立ち寄り買い物をして帰宅。軽く昼食を食べてから街へ出ることにした。

用件は二つ。一つは次のシーズンのバイエルン放送交響楽団の定期会員になるための情報集め。オンラインのサイトには申し込み方法が書いてなかったのだ。中央駅近くの BR のショップに行き訊ねてみると4月からの申し込みということだったのでその情報を郵便で送って貰うことにした。

つぎに Karstadt に立ち寄り浴室の鏡に貼り付ける凹面鏡を購入。老眼なので鏡だけでは自分の顔の細部がよく見えないのだ。適当な値段のものが見つかったのでそれを購入して帰宅。さすがに疲れたので1時間のタイマーをセットして昼寝。

夕食は「魚の煮付け」と「きゅうりの酢の物」。けっこう大きな魚だったのでお腹が一杯になった。ブリギッテはおいしいと食べてくれたけれど、味はもう少し醤油味が濃くても良かったかな。

完全リタイア

2月14日(日)
わたしが定年退職したのは2012年7月31日。

あの日からもう3年半の月日が過ぎようとしている。ありがたいことに定年退職後もときどき頼まれて舞台を勤めていた。しかし、去年あたりから自分の声が思うようにコントロールできていないことに気がついていた。さて、引き際をいつにしようかと考えていたときに、先日劇場から出演依頼のメールをいただいた。

Holländer
05.03.16               19:00 Uhr
08.03.16               19:30 Uhr
11.03.16               19:00 Uhr
 
Trovatore
10.03.16               19:00 Uhr
13.03.16               19:00 Uhr
17.03.16               19:00 Uhr
 
Lohengrin
20.03.16               16:00 Uhr
24.03.16               17:00 Uhr
27.03.16               16:00 Uhr
31.03.16               17:00 Uhr
 
Turandot
26.03.16               19:00 Uhr
30.03.16               19:30 Uhr
02.04.16               19:30 Uhr

3月は上記のように合唱団にとってかなり過酷な予定となっている。この日程だと過去の経験から何人か病欠者が出るだろうということは充分予想される。合唱団事務所としてはその時になって慌てないように今から手当てをしておこうという腹づもりなのだろう。

しかしこの機会を捉えてわたしは完全リタイアを伝えようと決めた。合唱団事務所へのわたしの返信メールは次の通りである。

Vielen Dank, dass Sie sich an mich errinert haben.Ich möchte leider zu allen Terminen absagen. Ich bin bald 69 Jahre alt und ich trainiere meine Stimme nicht mehr regelmäßig. Ich würde sagen, dass ich endlich richtig im “Ruhestand” angekommen bin.
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わたしのことをお気にとめて下さってありがとうございます。折角ですが、全ての出演依頼を辞退させていただきます。わたしは間もなく69歳になろうとしていて、毎日の声の鍛錬もままなりません。わたしもやっと本当の意味でのリタイアをするときが来たと申し上げます。
———————————————————————–

 

ヴァレンタインデー

今朝、妻がニヤニヤ笑いながら写真の袋を手渡してくれた。

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わたしもすぐに気がついたが、今日はヴァレンタインデーだった。もう何度も書いているがドイツのヴァレンタインデーは男性が女性に花を贈る習慣になっている。しかし、いつだったか日本のヴァレンタインデーの様子を話して聞かせてからは、わたしにプレゼントしてくれるようになった。

わたしは最近けっこう食べるようになったけれどあいかわらず甘いものは苦手。それで彼女がプレゼントしてくれたのはイカと小魚の燻製。おつまみである。

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これらは EDEKA というスーパーマーケットで売っている。以前に試しに買ってみたところ日本のコンビニで売っているものと同じ味がした。それを憶えていたらしい。

しかしやはりチョコレートがないと格好がつかないと考えたのか、下の写真のアルコール入りチョコレートも袋の中に入っていた。(^_^)

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うしろ首の痛みが取れてホッ

2月14日(日)・曇りのち雨/最高気温11度

7時半起床。今日は日曜日で、義母とのブランチ以外の予定は無し。朝起きて見ると首の後ろの痛みはほぼ消えていた。何が原因だったのかは不明だがとにかく普通に戻ったのは嬉しい。

9時半過ぎに義母を迎えにいってブランチ。彼女は今日の午後にひとり息子の訪問があるとかで嬉しそう。母親にとって息子というのはやはり特別なものらしい。

ブランチのあとわたしは1時間の昼寝。最近、午前中にどうもスッキリしない状態が続いている。素人の考えだけれどどうも眼から来ているような気がしてならない。右と左の視力の差が大きいのかもしれない。それとも気圧の上下降に敏感に反応しているのか。少し落ち着いたら検査して貰おうかと思っている。

午後はダウンロードした電子小説『つまをめとらば』青山文平を読み始めた。

これがとても面白くて一気に最後まで読んでしまった。文章もしっかりとしていて楽しく読むことが出来た。

夕食は「ムール貝のワイン蒸し」と「セロリサラダ」。折から洗濯に来ていたアンナもまじえておいしく食べる。IMG_2587

日本人女性によるアマチュア演劇を観る

2月13日(土)・曇りときどき小雨/最高気温9度

6時半起床。昨夜は急に後ろ首に凝りのような痛みのような感覚があって、10時前に就寝した。一晩寝ればなおるかなと思ったが、朝起きてもそれが消えていない。何か首筋を違えるような動作をした覚えはないのだけれど。

朝食のあとブリギッテは義母を連れて週末の買い物へ。ウォーキングをしたら首の痛みもなくなるかと思い、家を出た。今にも雨が降ってきそうなお天気の中を60分ほど歩いて帰宅。残念ながら首筋の異常感は消えなかった。

ブリギッテは1時半頃に帰宅。手早く作ってくれたパスタ料理を食べたあとわたし1人で演劇を観に行った。

日本人女性四人だけのアマチュア劇団ということで、どんなものか興味があったのだ。ミュンヘン日本人学校の体育館で行われた「楽屋」という題名の創作劇。1時間ほどの短い劇だったが多分今回が最初で最後の観劇になると思う。(-_-;)

帰宅したのは4時過ぎだったが、眠くて仕方がないのでベッドに横になる。眠れはしなかったものの6時過ぎに起きたときには身体がずいぶん軽くなっていた。

ブリギッテ夕食に「ムール貝のワイン蒸し」を予定していたようだが、あまりお腹が空いていないのでそれは明晩にして貰って、子牛のレバーを焼いて貰う。付け合わせはマッシュドポテト。

マッシュドポテトの中に Pastinake という植物の根っこのようなものを切って入れていたが、わたしはこの名前初めて聞いた。辞書で調べると「バースニップ、アメリカボウフウ」とあってこれも知らなかった。多分、日本では見ない野菜だと思う

明るい穏やかな日だった

2月12日(金)・晴れ/最高気温8度

6時半起床。今日は一日穏やかな晴れの日だった。しかし、花粉が飛んでいる自覚あり。

とても気持ちの良さそうな光なので、朝食のあと身支度を調えてウォーキングへ。途中、ブリギッテに頼まれて彼女が昨日買ってきた袋入りのリンゴを義母宅へ届ける。そのあとでいつもの森に入る。

今日のコースは本当に久しぶり。ある道は「こんなに長かったかな?」と感じたりして新鮮だった。今日もノルデックの杖をついてのウォーキング。しかしアスファルトになっている部分の道では使わなかった。チャカチャカとちょっとうるさいのだ。

帰宅してもそれほどの疲れは感じなかったがお腹が空いた。昼食は昨夜の残り物。鮭の塩焼きを電子レンジで温め、モヤシとピーマンの油炒めはフライパンで温めなおし溶き卵を回してご飯の上に乗せた。これがおいしい。残り物には福がある。

そのあと1時間のタイマーを掛けて昼寝。今日のような明るい日には勿体ないような気もするのだが、そうしないと夕方から眠くなったりする。

夕食は「茶碗蒸し」と「ほうれん草の白あえ」を作ってみた。前者は遠い昔に作ったような記憶があるが、後者は初めて作った。

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「白あえ」はもう少し塩味が効いてもよかったかな。「茶碗蒸し」はほうれん草を入れるのを忘れた。「白あえ」に全て使ってしまったのだ。彩り的にちょっと物足りない。

飽食

2月11日(木)・曇りときどき晴れ/最高気温8度

6時半起床。朝、眼が覚めたとき突然シュニッツェルが食べたいと思った。(^_^;) それで朝食はごく控えめにゆで卵とToast2枚だけ。

その他に買い物もしたかったから11時過ぎに家を出る。義母宅まで徒歩で行きブリギッテに頼まれたものを手渡す。そのあと街へ。

Rosenheimerplatz で下車しそこからTalまで15分くらいの道のりを歩く。ちょっと寒いと感じた。ちょうど12時を過ぎた頃だったので、混んでいるかなと思ったレストラン Opatija はゆったりとしていた。

席について迷わずシュニッツェルを注文。飲み物はお昼だしミネラルウォーターにしようか、一瞬迷ったがやはりビール。写真の大きなシュニッツェルの下にはフライドポテトが隠れている。(^_^;)

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以前だったらこれぐらいは余裕で平らげていたのだが、今日は最後の方でスピードが鈍った。それだけ歳をとったということだろう。でもきれいに皿を空に出来たので満足。たまには胃袋の壁を拡げるのも悪いことではないと思う。

レストランを出たあと腹ごなしにと少し歩き、買い物をする。義母に頼まれたパンを届けたあと帰宅。コーヒーを一杯飲んでベッドへ。1時間の昼寝。

家を出るときに鮭の切り身を冷凍庫から出しておいた。それを使い今日の夕食は「鮭の塩焼き大根おろし添え」、「モヤシとピーマンの油炒め」という献立。さすがに食欲は無く、二切れずつ焼いた鮭の切り身の一つを残した。

2016年1月の歩行記録

10月以降どうも調子が悪かった歩数計を諦めて10年ぶりに新調した。

新しい「歩数計」 |  Mein dritter Blog

これからは新しく購入した「オムロン 活動量計」(HJA-403C) Calori Scan での記録である。1月の集計は下の通り。

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新しい活動量計は記録する項目が多く、ひと月使ってみたあとでもその機能がまだ充分に理解できていない。とにかく数ヶ月は記録をとってみようと思っている。

これまで使ってみた感じでは以前のものよりも厳しい数字が出ているような。

歩数(歩)という項目で表される数字は以前より正確なような気がする。これまでの「しっかり歩き」と今回からの「早歩き」というのは似たような項目ながらかなり違うようだ。別物と言っても良いくらい。

今回からの「早歩き」は立ち止まったりするとそこで記録を止めてしまうようで、これまでのようにちょっと写真を撮ったり、信号を待ったりすると駄目。

わたしの歩き方も今後はちょっと変えていかなくてはならないのかも知れない。まだまだ不明な点があるのでこれからも注意して使い続けるつもりだ。

雪のちらつく1日

2月10日(水)・曇りときどき雪/最高気温4度

6時半起床。朝食のあとシャワーを浴び、買い物に出掛ける。その前に家庭医のところに立ち寄りブリギッテの常用薬の処方箋を貰おうと思ったが、今週は休暇中だった。バイエルン州の学校は今週はファッシング休暇なので学童のいる家庭は旅行に出掛けるのだろう。ミュンヘンの立地条件からアルプスにスキー休暇に行く家庭が多い。

そのあとスーパーマーケットで野菜類を買い、ビール2ケース(Helles, Weißbier)とミネラルウォーターを買う。

昼食のあと1時間の昼寝。

そのあと、亡くなった義父が持ち込んできたキャノンのプリンターをいじる。先日から”B200 Error”が出るので、インターネットで調べてみたらどうやらインク噴出口が詰まっているらしい。直るものなら直してみたいと思っていじりだしたがどうなるか。

最近のプリンターはインクで稼ぐビジネスだからプリンター本体はかなり安くなっている。修理に出したりするのも面倒なので、駄目なときには捨てるしかないなと思ってる。わが家のプリンターは健在なので、一家に一つのプリンターがあればそれで充分。

今日は穏やかな天気だったがときおり雪が降ってきたりして、ウォーキングに行くきっかけが掴めなかった。4時半を過ぎた頃に雪も風も止んだようなので家を出る。間もなく暗くなる時間なので1時間のコースをとった。歩けただけで満足である。

夕食はきゅうりの酢の物と「鶏肉とピーマンのはるさめ炒め」を作った。ブリギッテは今日から復活祭(今年は3月末)まで甘いものを食べない(出来るだけ)ダイエットを始めたのでお腹を空かして帰宅。あっと言う間に全てを平らげた。

列車事故があった

2月9日(火)・曇り/最高気温12度

8時起床。今日はブリギッテが休日ということで遅い起床。

朝食前にインターネットを見たら列車事故のニュース。単線の鉄道で列車同士が正面衝突して9人が死亡、多数の重軽傷者が出たらしい。事故があったのは下の地図でバート・アイブリングとローゼンハイムの間

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実はクリスマスにユリアからプレゼントされた Bad Endorf にある温泉施設のクーポンを今日使うつもりでいた。ブリギッテが休みだから午前中にゆっくりと出発しようと予定していた。車で行くと1時間足らずで着くのだが Bayern Ticket を使うと2人で往復23€で済む。その路線がまさに今日事故が起きたものだった。事故があと4〜5時間後だったらそれに巻き込まれていたかもしれない。幸運だった。

そんなわけで午前中はテレビのニュースを見ていた。ブリギッテはいろいろと片づけなくてはならない用事があるらしく午前中から午後に掛けて外出。

彼女が買ってきた Weißwurst + Brezeln で昼食を食べたあと昼寝。

午後は本を読んだりして過ごす。

夜になってからニュースで事故の死者が10人になったということを知る。

知人夫妻と会食

2月8日(月)・曇り/最高気温14度

6時半起床。今日は5時半までよく眠れたので体調は普通。しかし起床は6時半。比較的よく眠れたせいか今日の体調は普通に戻ったようだ。睡眠は大事!

ブリギッテが出社していってからいつものペースで身支度を調える。今日は2週間前に見つけた浴室用の小さな腰掛けとわたしの髭そりやブリギッテの化粧に使う凹面鏡を買いに行こうかと迷っていた。腰掛けは無くても良いかなぁと思ったり(値段が120€と高い )。

わたしの独断で買ってきてブリギッテの気に入らなかったら嫌だなぁと思い職場の彼女に電話してみた。彼女があまり乗り気ではない様子なので買わないことに決める。

外が少し明るくなってきたのでウォーキングに出掛ける。先週よりも少し長いコースを歩いて9500歩ほどで帰宅。ノルデック杖を使うとやはりずいぶん疲れが軽減されるのは確かだ。帰宅してうどんを作って昼食。そのあと1時間の昼寝。

昼寝から覚めてから今夜の食事会の予約をしていないことに気がついた。急いでお目当てのレストランに電話すると、既に20人の予約が入っており今日は駄目。そこで次なる候補JAPATAPA München | Japanese Grill & Sake Barに決める。

ここはお昼の定食を食べるのに2度ほど入ったことがある。夕食がどうかはちょっと不明だがそんなに期待外れという事は無いだろうと期待。

そのあと洗濯物のアイロン掛け。ブリギッテのブラウスが6枚、わたしのシャツが3枚とちょっと多かった。いつの間にか夕方5時半近くなっても外はまだ明るい。これからどんどん日が長くなって春が近づいてくる。(^_^)

今夕、会食した夫婦は以前、わが家の近所に住んでいた人たちで20年ほど前に Hannover に引っ越していった。しかしまたミュンヘンに小さなアパートの部屋を購入したそうだ。それで久しぶりに会おうということになった。

レストランは3組ほどしか入っていなくてそれほど流行っていないような様子。ちょっと心配だったが出てきた料理はまあまあの味。積もる話に花が咲いて22時近くまで楽しめた。

墓参りのあと会食

2月7日(日)・曇り/最高気温12度

7時半起床。昨日が亡くなった義父の誕生だったということで、義母、ブリギッテの弟夫妻と息子、ブリギッテの妹、わたしら夫婦の7人で11時に落ち合って墓参り。曇り空のお天気だったけれど風もなく穏やかな日だったのは幸いだった。

わたしは右眼に異物が入った感じで起床してから真っ赤。花粉症かと思ったが片眼だけだったので多分そうではないと思う。用心して今日はブリギッテに運転して貰う。

墓参りが済んだあとニュンヘンブルク城のそばのバイエルン・レストラン Schlosswirtschaft Schwaige Nymphenburg . Münchenへ。

この頃になるとわたしの右眼もほぼ正常に戻った。

わたしが注文したのは rindsroulade(野菜類を薄い牛肉で巻いたもの)。
・Hausgemachte rindsroulade, im reindl geschmort, mit apfelblaukraut und Kartoffel-schmelzzwiebel-püree

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ブリギッテはカモをオーブンで焼いたもの(4分の1)。
・Bauernente in krosser Honig-Bier-Haut 1⁄4
mit apfel-preiselbeer-Blaukraut und Kartoffelknödel

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わたしはビール二杯を飲みながら平らげたが、ブリギッテはクネーデル一個を残した。バイエルン料理というのはボリュームがある。

食事のあと義妹はその足でDarmstadtへ向けて帰り、弟夫妻とその息子はわが家でお茶を飲んでから帰っていった。

疲れたので4時過ぎと遅かったが45分のタイマーを掛けて昼寝。眼が覚めても全くお腹が空かないのには参った。今日は夕食を抜くことにする。

春の兆し

2月6日(土)・晴れ/最高気温17度

7時起床。今日は亡くなった義父の誕生日ということで、昨日からDarmstadtに住む義妹が来ている。そこでいつもの日曜日のブランチを今日に繰り上げることにしたらしい。

10時頃から始まったブランチは12時前に終わり、ブリギッテは妹と買い物(セール)に出掛けた。そのあとわたしは眠くなってベッドに入り昼寝。1度目が醒めたがまた眠ったようで今日はタップリと昼寝を楽しんだ。

外は明るい光が溢れていて最高気温はなんと17度まで上がったようだ。庭には春の兆しを告げるクロッカスなどが咲き始めている。

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ブリギッテは4時過ぎに帰宅。古くなった防寒コートの替わりをかなりの安値で買ってきた。今年すぐに着るというのではなく、来年の冬への準備である。

わたしは今日と明日、ウォーキングを休むことにしている。今週末は身体を休ませた方が良いような気がするし、明日はまたブリギッテの家族との昼食会が予定されている。

今日は一日中家に籠もっていた。この暖かさでヘーゼルナッツの花粉が飛び始めているのは間違いない。数日前から眼のまわりが痒くなっているので少し用心している。

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夕食はブリギッテが豆のスープを作った。トスカーナ風のソーセージも入った栄養満点の煮込み。一緒に入れたセロリの香りがなかなか良い。

映画「雨あがる」を観た

2月5日(金)・曇り/最高気温7度

7時起床。今日も特別にすることはなく、夕方からの日本映画「雨あがる」を観に行くだけ。

ブリギッテを送り出したあとはしばらく MacBook Pro 15 に向かっていたが眼の疲れを感じたのでほどほどで止めておく。

11時半頃から少し晴れ間が見えてきたのでウォーキングに出掛ける。思っていたほど道はぬかるんでいなくて普通に歩くことができた。昨日と同じコースを8800歩。

昼食のあとは1時間の昼寝。今日はタイマーをセットしての昼寝。やはり昼寝は1時間ほどに留めておいた方が良いようだ。

夕方からの映画「雨あがる」は楽しみにしていたのだが、始まった途端に「これ、見たことがある」と気がついた。一瞬、来なくても良かったかなと思ったが、上映のあと2人の日本人男性とビールを飲みながら話すことになって、やはり出掛けたのは良かった。

1人は付き合いのあるT氏で、もう1人はこれまでも何度か顔を合わせていていつかお話をしたいと思っていた男性A氏。67歳というからわたしよりも一歳ぐらい下の人でなかなか感じの良い人。

残念ながらビールを飲みに入ったところが混んでいたからか、まわりの人声が大きくて会話に苦労した。わたしだけかと思っていたらあとの2人も同じく聞き取りに苦労していて妙に安心した。(^_^;) 帰宅は23時半。

寒い1日だった

2月4日(木)・曇りときどき雪/最高気温4度

6時半起床。今日も寒い1日だった。朝食のあとすぐに身支度を調えて Grünwald へ。2月18日に行われるコンサートの切符を買うため。9時前に販売所である書店に着いたのだが既に10人ほどが並んでいた。その全てがわたしよりも年上の人たち。まだ買える席を見てみると良い席はほとんど売れていて、どうやらオンラインでも買えたようだ。まあまあの席を買ってすぐに帰宅。

11時半頃から森へのウォーキングに出掛ける。雪がちらつく寒いお天気だったが、歩き出したらそれも気にならなかった。ただわたしには珍しく手袋着用。2,3日前の強い風で道の途中に木が倒れていた。

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8800歩を歩いて帰宅。この寒さにもかかわらずうっすらと汗をかいていた。昼食はいつものうどん。そのあと1時間の昼寝。

久しぶりに「麻婆豆腐」を食べたくなったので夕方から作り出す。ブリギッテが終業後に週末の買い物をしたいというので途中の駅まで車で迎えに行きそのあとの買い物に付き合う。

買い物を済ませてお腹を空かして帰宅。久しぶりの麻婆豆腐はとてもおいしかった。(^_^)

南極探検隊で終始した1日

2月3日(水)・雪ときどき曇り/最高気温5度

7時起床。グッスリと眠っていて眼が覚めたら7時少し前だった。ブリギッテはすでに身支度を調え終わっている。それから一緒に朝食をとって今朝も彼女はいつもより早い時間に家を出た。

わたしはシャワーを浴びたあと、今夜観に行く新作オペラ “SOUTH POLE” の予習。予習といっても南極点一番乗りの物語を改めて調べたに過ぎないのだが。確か小学生の頃にこの物語は読んだ記憶があって、わかっていたつもりで実は何も知らなかったことに気がついた。20世紀に入ってからの歴史的事実だということもちょっと驚いた。もう少し前の話かなと思っていたから。

Wikipedia で内容をザッと読んだあと、インターネットでいろいろ書かれた記事を探す。アムンゼン隊に光を当てた記事を読み、そのあとスコット隊について書かれた記事を対称しながら読んでいった。これがとても面白くて12時頃まで読みふけっていた。

昼食をとったあと眠くなり、ベッドに入ったら今日は2時間近くも寝入ってしまった。(^_^;) 窓の外は雪がちらついていて室内も暗い。こんな日はなかなかシャキッとしないものだ。

夕方5時にブリギッテと待ち合わせて友人の税理士事務所を車で訪れる。その用事が終わってから Nationaltheater へ。開演30分ほど前に到着。終演は9時半過ぎ。今夜は車に乗って行ったので帰宅も10時10分過ぎ。オペラに関しては別エントリとする。

“SOUTH POLE” を観てきた

昨日、急に今夜の切符が回ってきた。 Premiere が1月31日だったというから中2日をおいて今夜が2回目の公演である。 Premiere は大変好意的に迎えられたようだ。

アムンゼンとスコット探検隊の歴史は小学校の頃から知ってはいたが記憶はうろ覚えだった。はて、アムンゼンが先だったか、スコットが先だったかさえも不確かだったことに気がついた。

それで今日の午前中は例によって Wikipedia で内容の輪郭を読むことから始まり、そのあとインターネット上の面白そうな記事を読んでいった。これに午前中のほとんどの時間を費やしたのだが、結果的にはそれが今夜のオペラを観ていてとても役にたった。

たとえば前奏曲も無しに幕が開いてすぐに、舞台後方に切られた窓から左側が馬の厩舎、右側に犬小屋が現れた。これが両探検隊の相違点のひとつなのだが、前もって知識をがなかったら何が何だかわからなかっただろう。

この点を始めとしてそのあとに続く物語の展開もスムーズに受け取ることが出来た。わたしらが座った席は5列目ということで舞台に相当近かったから舞台上部の字幕 (英語⇒ドイツ語)を見るのは首に負担が掛かる。予習のおかげで字幕を見る回数もずいぶん少なかった。

ほとんど白一色の舞台は最後まで場面転換は無し。単調といえばそれまでだが舞台が南極だからそうなるのは仕方がない。オペラらしくスコットの妻とアムンゼンの恋人がときおり現れて男ばかりの舞台にちょっとした色取りを添えていた。

音楽はわたしの耳には単調、モノトーンに聞こえた。舞台で聴くから2時間余りのこの作品を楽しめたが、音楽だけをとりだした場合、自分がどのように感じるか、不明である。アリアと呼べるものもなかった。

ソリストたちは全員がしっかりとした高水準の歌を聴かせてくれた。なによりも音程がピシッと決まっていてオーケストラの響きと調和していたので安心して聴けた。ずいぶん練習したのだろう。

オーケストラと指揮の Kirill Petrenko に関して、わたしは書くべき事を知らない。振り返ってみても記憶に残るものがない。

Musikalische Leitung/Kirill Petrenko
Inszenierung/Hans Neuenfels
Bühne/Katrin Connan,Hans Neuenfels
Kostüme/Andrea Schmidt-Futterer
Licht/Stefan Bolliger
Konzeptionelle Mitarbeit/Henry Arnold
Dramaturgie/Malte Krasting,Robert Falcon

Scott/Rolando Villazón
Kathleen Scott/Tara Erraught
Lawrence Oates/Dean Power
Edward “Uncle Bill” Wilson/Kevin Conners
Edgar Evans/Matthew Grills
Henry “Birdie” Bowers/Joshua Owen Mills
Roald Amundsen/Thomas Hampson
Landlady/Mojca Erdmann
Hjalmar Johansen/Tim Kuypers
Oscar Wisting/John Carpenter
Helmer Hanssen/Christian Rieger
Olav Bjaaland/Sean Michael Plumb

Bayerisches Staatsorchester

久しぶりに「鶏の丸焼き」

2月2日(火)・曇りときどき晴れ/最高気温13度

6時起床。昨夜はけっこう遅く就寝したのだが、6時近くに眼が覚めるまでグッスリと眠れた。ブリギッテが今朝はいつもより早く出掛けると言っていたのでちょうど良かった。なんでも税関からの検査が入るということで彼女もちょっと緊張気味。

わたしはいつも通りのペースで朝食のあと片づけ、シャワーなどを済ませ義母宅へ歩いて訪問。書類に義母の署名が必要なのでそれを貰うため。往復20分ほどを歩いたからほどよい朝の散歩になった。11時頃の帰宅。

今日は火曜日ということに思い至り久しぶりに「鶏の丸焼き」を食べたくなった。11時半頃に再び家を出て Tram で Rosenheimerplatz へ。帰宅後、昨夜の残りのご飯を温める。しばらく食べないうちにわたしの胃が小さくなっていたのか食べ終わったときには満腹。そのあとはお決まりの昼寝を1時間。

午後は電子書籍を読み続ける。先日購入した「真田太平記」(池波正太郎著)が面白い。こちらでも NHK の大河ドラマ「真田丸」を一日遅れで見られるのだが、この本を読んでいるとドラマの内容も良く理解できる。

ブリギッテは7時20分頃の帰宅。午前中の税関検査は全く問題なく無事に済んだようで彼女も嬉しそう。夕食にはジャガイモの薄切りとタマネギ、ソーセージを炒めたものに溶き卵を回したもの(Bauernfrühstuck という)を作ったのだが、ペロリと平らげた。

花粉飛翔が始まった

2月1日(月)・曇りのち晴れ/最高気温14度

6時45分起床。朝眼が覚めたときになんとなく空気感が違うなと感じた。外気温を見たら11度。この時期にしては異常に暖かい。またフェーン現象だろう。この気温で多分ハーゼルが芽吹いたのだろうか、午後になって眼が少し痒くなってきた。2月の声を聞いた途端にアレルギーのことを思い出させてくれた。(-_-;)

週明けの月曜日というのは身体がシャキッとしないことが多い。先週末はバイロイト泊まりだったから今回はそのせいもある。午前中はダラッとしていた。

昼食をとったあと1時間の昼寝。

眼が覚めてから洗濯物のアイロン掛け。わたしのシャツが1枚、ブリギッテのブラウスが3枚と少なかったからすぐに片付いた。

夕方6時過ぎにブリギッテを事務所まで迎えに行き、そのあと久しぶりに大型家具店へ。帰宅は8時半過ぎで、それから夕食を作って食べる。家を出るときにご飯をタイマーで仕掛け、鶏のもも肉を冷凍庫から出しておいたので、それをソテーにし、マッシュルーム、白菜、セロリの炒めたものを付け合わせた。