知人にプレゼントしたいと思った本があって、午前中に街へ出たついでに本屋で探してみた。その本はイタリア人が書いた “In Her Kitchen” という。日本語にも翻訳されていて「世界のおばあちゃん料理」という題名になっている。残念ながらドイツ語にはまだ訳されていないようだ。
前もって amazon.de で調べて行った。amazon.de では値段は29.9€で配達は明日。ミュンヘン市内で一番大きい本屋 Hugendubel で聞いてみたら在庫は無しで注文になるという。来るのは12月14日、そして値段は38€ということだった。
わたしの心情としては条件に若干のマイナスがあっても町の本屋で買おうと思っているのだが、これだけの差があると如何ともしがたい。
夕食時に Brigitte とこの件について話し合った。彼女は「年配からお年寄りの人はインターネットでは買わずに本屋で買うと思う」と言う。しかしその年代層が買う本の量は限られている。やはり本を読む層は若者たちが一番多いと思うのだ。そして本をたくさん買う人ほど一冊の値段の差はボディブローのように効いてくるはず。
・在庫
・注文してから手に入るまでの期間
・値段
上記の条件にこれだけ違いがあるとすると町の本屋さんが早番消え去るのは仕方のないことなのかもしれない。