町の本屋は消え去るのみか

知人にプレゼントしたいと思った本があって、午前中に街へ出たついでに本屋で探してみた。その本はイタリア人が書いた “In Her Kitchen” という。日本語にも翻訳されていて「世界のおばあちゃん料理」という題名になっている。残念ながらドイツ語にはまだ訳されていないようだ。

前もって amazon.de で調べて行った。amazon.de では値段は29.9€で配達は明日。ミュンヘン市内で一番大きい本屋 Hugendubel で聞いてみたら在庫は無しで注文になるという。来るのは12月14日、そして値段は38€ということだった。

わたしの心情としては条件に若干のマイナスがあっても町の本屋で買おうと思っているのだが、これだけの差があると如何ともしがたい。

夕食時に Brigitte とこの件について話し合った。彼女は「年配からお年寄りの人はインターネットでは買わずに本屋で買うと思う」と言う。しかしその年代層が買う本の量は限られている。やはり本を読む層は若者たちが一番多いと思うのだ。そして本をたくさん買う人ほど一冊の値段の差はボディブローのように効いてくるはず。

・在庫
・注文してから手に入るまでの期間
・値段

上記の条件にこれだけ違いがあるとすると町の本屋さんが早番消え去るのは仕方のないことなのかもしれない。

パスポート用写真を撮った

11月30日(水)・晴れ/最高気温8度

6時半起床。
いつも通りに起床したのだが、 Brigitte は今日は随分早く家を出たらしい。
10時過ぎに家を出て Marienplatz まで、パスポート写真を撮りに行く。ひんやりとした空気と青い空が気持ちいいので SendlingerTor で下車して歩いた。

撮影自身はあっという間に終わって写真の受け取りまで15分くらい掛かるということなので久しぶりに Hugendubel, Kaut Bullinger, Apple Store などをめぐる。

写真を受け取って帰宅。午前中に街の人混みの中に出たせいか午後になったら急に眠くなった。一時間の昼寝。

またまたレンタル映画が4本ほど溜まってしまっていたので、今日はそれを消化。今日観たのは「ジャッキー・コーガン」というブラッド・ピット主演の殺し屋映画。後味が悪い。暗い画面と殺人場面が多いこのような映画はあまり好きではない。

Brigitte が8時近くに帰宅したので今夜は「親子丼」を作った。 めんつゆを使って玉ねぎと鶏肉、卵、揉み海苔、だけの簡単なものだが美味しく食べた。

台所のあと片付けをした後 Grappa をクイッと一杯。