Norden ⇒ Oldenburg

2018年11月4日(日)・晴れのち曇り/最高気温10度

7時半起床。

昨夜のパーティでは最後の方はミネラルウォーターばかり飲んでいた(提供されたアルコール飲料に気に入ったものがなかった)せいか夜中に2度トイレに起きた。

朝食は昨日と同じメンバー。それまでに我々は荷物をまとめてしまっていたので、朝食後はゆったりと出発時間まで過ごす。ただ風邪を引いている人が半数近くいて、別れ際に当然のようにハグしてくるものだから、うつされるのではないかと内心穏やかではない。

駅まで送ってもらい14:47の列車でオルデンブルクへ向かう。車内は結構な混みよう。定時の16:23に到着。そこからバスで予約しておいたホテルへ。これが思っていたよりも遠かった。荷物をおいてすぐに約束しておいたブリギッテの育った家に向かう。

義父が亡くなって2014年にその家を処分したのだが新しい持ち主が大幅な改造をしたというのでそれを見せてもらう約束だった。新しい持ち主もそれが大いに自慢だったらしく、何度かお誘いを受けていた。

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わたしは以前この家に泊まると喘息の発作が出るので殆ど訪れたことはなかった。家の中の空気が重く湿った感じで全体的に暗かったという印象がある。

15:30頃から17時過ぎまでじっくりと見せてもらいお茶まで頂いて過ごす。外観は法律で変更できないということだが、すっかり生まれ変わった家の中は数カ所の壁を取り払ったせいで、広々として明るくとても良い印象を持った。でも随分お金がかかったことだろう。

暗くなった道を町の中心までバスで引き返し、折から市の中心部の広場で開催していたGrünkohl の屋台で立ち食い。これが空気の冷たさも手伝ってかとても美味しかった。

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Grünkohl + Pinkelwurst はミュンヘンで食べると脂分が多くて重量感がありすぎると感じるのだが、ここで食べるそれは全く違った。その土地のお酒や名物料理はその土地の空気感の中で飲み、食べるものであることを改めて感じる。

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ある程度お腹がいっぱいになり、疲れてもいたのでレストランに入って食べる予定を変更する。屋台でオリーブとかチーズなどを少量ずつ買い、ワインも一本買ってホテルに戻る。

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部屋でくつろぎながらそれらを美味しくいただいた。なんだか東京・大井町のホテルでくつろいでいるデジャブ感がある。

そのあとブリギッテは1人でホテルのサウナに、わたしは部屋で熱いシャワーをタップリと浴びて就寝。明日はようやく自宅に戻れると思うと嬉しい。