心の重さとは裏腹に季節は春

2020年4月6日(月)・快晴/最高気温21度

8時半起床。

今日は朝寝。朝食も軽め。洗髪をして気分転換。この時期は花粉が飛翔して髪の毛に付いているのではないかと疑心暗鬼になる。

一日中家の中に籠もっていて、インターネットでニュースを拾ったりしている。しかし、巷にはさまざまなニュースが飛び交っていて、それを追いかけるだけで疲れてしまいがち。

その中には不確かな情報もあったりしてその真偽も定かではない。しばらくニュースを読んだりするのはやめようかと思ったりする。

夕方から新しい電子書籍・「慈雨」(柚月裕子)をダウンロードして読み始める。

夕食はわたしの誕生祝いにとアンナが肉屋のクーポンを贈ってくれたのを使ってオンライン購入したソーセージ。久しぶりにソーセジを食べた気がする。

IMG 3261

今夜は満月。そして春の宵。いちばん心浮き浮きする季節のはずなのに・・・。

IMG 3260

「復活の日」(小松左京) を読んだ

2020年4月6日(月)・快晴

昨日23時頃に小松左京の「復活の日」という SF小説を読み終わった。

321710000583

これは大作で、第一部・災厄の年 第2部・復活の日 に大きく分かれている。

第2部の「復活の日」になると、SF らしい大胆な筋書きになっていくのだが、第一部「災厄の年」で書かれているその年の各国での惨状が、コロナ騒ぎの現在読んでみるとフィクションとは思えない生々しさ。しばらく読んでいると現在の全世界が置かれている現況と小説の中に書かれているフィクションとの境目が分からなくなるほど酷似している。

第一部「災厄の年」を読み終わったときには、このまま本を閉じてしまおうかと思ったが、第2部の表題が「復活の日」というからには何らかの形で軟着陸するのだろうと思い、読み続けた。

小松左京氏の本はこれまでに「日本沈没」を読んだだけだが、「復活の日」はそれ以上のインパクトを持った作品だった。この作品が1963年に書かれたものだというのが驚きである。

コロナヴィールスの騒ぎが1日も早く収束しますように。