わたしは打たれ弱いようだ

11月12日(木)快晴/最高気温15度

7時起床。昨日は工事人が帰ってから気がついたのだが、お湯の栓をどうにかしたのか各家庭の暖房が効かなくなっていた。お湯が停まったということはシャワーやお風呂にも入れないということで、わが家の工事のせいで、かなり迷惑を掛けてしまったことになる。ドイツ人は朝にシャワーをする人が多いのだ。

その問題も工事人が来た8時過ぎに解決。今日もまたもの凄い騒音の嵐がわたしを襲ってきた。なんだか、今日はこれまでよりも騒音のデシベルが高いなと思っていたら、なんと、電動ドリルがリビングキッチンの壁を突き破ってしまった。この部分の壁は目測だけれど6〜7cmほどの厚さしかないので、充分に気をつけてくれるようにと何度も注文しておいたにもかかわらずだ。

施工主に電話してみると「大丈夫、大丈夫、それくらいのことは家の改造にはつきものですよ。あとでちゃんと直しておきます」と、あっけらかんとした返事。こちらは心臓がバクバクしてしまったのに。それを聞いて少し安心したらふいに落語の「粗忽の釘」を思い出してしまった。

今日は水回りの職人さんに加えて電気系統の職人も加わった。わが家の狭い浴室に3人のドイツ人が入って働くのはきっと窮屈なことだったろう。(^_^;)

午後は昨日と同じく陽の光が差し込んできて明るい室内。それでも気温はちょっと低いようだった。

⒋時半頃に作業員たちが帰って行ったので、買い物に出掛けた。スーパーマーケットで野菜、トーストなどをカゴに入れてレジまで持っていったら、なんと、一昨日に続いてまた財布を持ってこなかったことに気がついた。

なんということだろう!一度ならず二度までも。老化現象か、と思ったがいやいや違うと自分で打ち消した。日中に浴びせられた騒音に頭の中に空洞が出来てしまったために決まってる。だって、今日は朝から食器を床に落としそうになったりしていたから。

ブリギッテにそのことを説明したら返ってきた答えが「そういう時にはチョコレートなどの甘いものを食べるといいよ」だった。違うような気がするけれど・・・。